お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

知らないこと


本日は、2件の土地確認に走りました。


共にお客様が決められた土地となりますが、不動産会社も建築のことはよくわかりませんので、確かなものなのか確認する必要があります。


まずは最初の土地ですが、画像のように裏に側溝があり、擁壁があります。


最近は地震の心配から、このような擁護壁がある場合、
これが県の確認を受けて造られたものだったら良いのですが、そうではない場合、どんな丈夫な物だと説明しても建築の許可が下りない場合が多いです。


市街化調整区域であれば、100%何らかの措置を要求されてしまいます。


地震津波が心配だから高い丘の上に建築を希望されるお客様が大半ですが、実は津波に会う確率よりも崖崩れの確率の方が遥かに高いものがあり、2M以上の崖などがある場合には要注意です。


2件目は、すでに古屋の解体工事済みですが、よくある解体更地渡しというものです。
これもどこまでが「解体更地」なのか?をしっかり話し合わないと、大損をします。


今回の解体の跡も、私たちの言うプリン状でした。
つまり敷地の端は隣地との境界ブロック内に収めるために低くなっていますが、土地の中央部分は盛り上がっています。


この盛り上がっている分の土を取るだけで軽く2、3万円はかかってしまいます。
逆に言えば解体業者様は少しでもコストを抑えて利益を上げるために、こうしたプリン状に収めることがほとんどです。


また、敷地ばかりを見ているとよく道路との境目を見落とします。


今回の側溝は古いため、専用のコンクリート蓋を収めるための段差がついていませんでした。
そうすると、金属のグレーチング蓋を敷くことになります。


そうした場合、自治会でよくある溝清掃の際に蓋をめくるのは楽ですが、物を落としてしまうこともよくありますし、ガタつくと金属音がしてしまいます。
コンクリート蓋は静かで、物も落としにくくて良いのですが、蓋をめくるのは大変です。


金額的には、金属製の方が少し高価になります。


こうした様々なことをチェックし、建築計画を建てていくのです。





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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。