お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

技術


先へ先へと次に起こることを考えて仕事をするのが一流の職人。
皆様にご覧いただいたこのオーク乱尺張りの背面ボードですが、ここにも技術が光ります。


フローリングから、そのまま立ち上がったかのように
ピタッと揃っているのを見ていただけましたか?


ところが、床からは揃っていても、壁のサイズはフローリングのサイズとピッタリではありませんので、このボードの左右には同じ幅で均等に細くカットされた板が嵌められています。



実は、この細工
フローリングを張る時点から考えていないと、床に揃えたところで、その左右の細くカットした板が均等に収まりません。


つまり、その壁に均等に板を張ることを想定し、壁の真ん中から上手く割れるように、フローリングの割りを調整していたのです。


さすがアール軍団の棟梁です。
現場を見られた建築に携わる職人や、同業者の方は足が竦むように驚いておられました。


言われてみれば簡単なことかも知れませんが、それができる大工は少ないでしょう。


少しでもいいものをお客様に造ってあげたい。


その思いがあってこその「技」なのです。


上手に切る、上手に止める
それだけが大工の技術ではないことがわかっていただけますか?
そんな棟梁がつくる家こそが、私たちの誇りです。





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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。