お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

同じ部材でも同じ家はできない


無垢材を上手く張れる大工が少なくなったと言われます。


よくアール津と同じ部材は使えます、同じ家はつくれますと答える建築会社があると聞きますが、建物を見る目は大丈夫か?と思います。


木の本当の良さを知る大工は、棟上げをして骨格ができれば一年ぐらいは風雨にさらし、充分に自然になじませ、乾燥させたうえで完成させていたものです。
あまりに短工期で仕上げると、狂いが生じるからです。


ただし、今のように集成材の柱でドリフトピン工法であれば
そんなに木が動くこともないと思います。


しかし、無垢材の床フローリングは、高気密高断熱やエアコンを考慮し、自然界にはない室内環境にフローリングを対応させる必要があり、木の特性をよく知らないと良い仕事はできません。


フローリングの隙間も、単純に付随してくる名刺を挟み叩きこめば良いと思っている大工もいますが、冬場は縮み、夏場は膨らむのが木です。
そして、高気密高断熱の家は乾燥もします。
その塩梅こそが大工の技術です。


また、天然の木は、赤い部分や白い部分、様々な模様がありますし、乱尺張りでは板のサイズもまちまちです。
これをうまく散らばらせないと、センスを疑われます。


短いサイズが集中してしまったり、白っぽいフローリングが固まってしまったりは、逆にダサいです。
模様がいまいちなものはキッチンや収納の中に持っていくなどの工夫をしてロスも防ぎます。


同じ部材、同じ職人を使ったとしても、
これらはやはり「思い」がないことにはつくれませんよね。
なにせ手間がかかります。
手間がかかるということは、お金がかかるということです。
安くできた家は、それなりの家ということで、アール津のような家をご覧いただけば、誰もがすぐに気づくことです。


完成観賞会で一度、アール軍団の作品を見ていただければと思います。




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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。