画像解説)本物の突き板(メイプル)が貼られたハイドア。本物だから回りと同じように経年劣化するから美しい。(突き板:木材を薄くスライスしたもの)
室内を彩るものとして重要なベースとなるのがフローリング。
これを中心にキッチンの色やら、カーテンの色、家具の色などが決まっていきます。
そのフローリングですが、R津の標準はオーク材の厚さ15mm、幅90mmのもの。
ただし、その室内の大きさやテイストにより、これしかないという素敵なフローリングを提案しております。
先日の完成観賞会でのO様邸のフローリングは、厚さ18mm×幅125mmの乱尺張り。
現在建築中の鈴鹿市S様邸では、厚さ18mm×幅150mmの乱尺張り。
などと代えていただいています。
フローリングは、色だけでなく
この幅や張る方向により、部屋の表情がとても変化します。
一般的には、部屋の長手方向(辺の長い方向)に張ることが一般的ですが、玄関の上がり口に対しては直角が本当は日本建築の定石です。
また、玄関が狭い場合などに斜めにカットしてある玄関口もありますが、この場合もやはり直角に面した方が、収まりが綺麗に揃います。
幅の方は、簡単に言えば、広い空間には125〜150mmの幅広。
狭い空間には90mm〜120mm程度のものが落ち着くでしょう。
この幅のサイズはお客様の暮らし方と目線の位置によってセレクトしています。
ソファではなくて、床に座るような低い暮らしの場合は、幅が広い方が落ち着きますが、もちろん部屋の広さもある程度必要になります。
床によく目がいくような間取りの場合も幅広や乱尺を意識して使います。
一般的なフローリングに見慣れてしまっていると、それはとても豪華に見えますからね。
色もお客様の悩みどころですが、
これは部屋の明るさや家具、キッチンなどとすべて総合的にみて判断されるといいかと思います。
思い出しましたが、名張市O様は間取りに1か所の変更もなく、あっさりと決まってしまったため、この床材やらkitchenhouseのキッチンの色まで建築家に決めてもらっていました。
アトリエ建築家って、とてもセンスが良いため、それが一番間違いがない気がします。
■名張市のM様、松阪市T様、津市T様、津市K様、鈴鹿市S様の施主様ブログも好評です。(間もなく桑名市T様、松阪市F様も参加されます!)
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