お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

ルイヴィトン


女性の方がルイヴィトンのバッグを好む持つ理由のひとつに、「大きくデザインが変わらないから」と答える方が多いようです。つまり、変わらないということは、古さを感じさせない、飽きがこないということになりますよね。
その質とデザインを追求してきた世界のブランドですから、これが一番と思って造ってきたものを、やっぱりこれが一番、いやいやこれが一番と後出しジャンケンのような安っぽい競争には巻き込まれない強さがそこにはあります。


これは長く使う住宅においても、とても大切なことではないでしょうか?


これは決して流行を追いかけるなという意味ではございません。
流行にも必ず根拠があるわけで、それを見極めた上でお客様に最上のご提案ができる知識を身につけないといけないということです。
今や、どこの建築会社でも自由設計の注文住宅が当たり前になりましたが、残念ながら実際に家を建てるお客様は建築の素人です。コストがかかる部分とかからない部分など判断ができないと思うのです。


ご新築ですから、当然あれもしたい、これもしたいが沢山出てきます。
いつも述べているように、限られた予算の中でそれをすべて叶えることなんてできません。すべて盛り込んだとしたら家がどんどん大きくなり、当然予算がオーバーしてしまうのです。そのような葛藤の中で、知恵を絞り、お客様に納得していただけるだけのプランニングを行えることが大切になるのです。


そのような流行の意味を踏まえたで、今後長年に渡って主流になっていくであろうと、私たちが着目しているのが「色」です。色って、どの色を選んだところで価格に大差は生まれないのです。これをしっかりと勉強していく必要がありますね。


全国を飛び回っている住宅誌の専門家がある日ポツリと言いました。
三重県では、まだ白い床に茶色の建具がオシャレだという感覚なのですよね?と…。衝撃的なこの言葉に全国の「○○○の注文住宅」という本を集めて見てみました。それに掲載されている住宅は確かに「三重の注文住宅」に掲載されているものとは異なりました。さすがに競争の激しい岡山・広島地区の住宅が最も洗練されており、配色もとても優れていました。一般的にはオプションで費用外だと投げてしまう照明やカーテン、外構までもが一体化した家づくりは素敵です。


慌ててその地方にある同じR+house加盟店に様子を伺うと、その地方では設計士やコーディネータ、外構プラン、照明プランなどがバラバラで設計されてしまうと、それぞれのテイストがうまく掛け合わされない場合があるので、すべてが一体となって最初から設計していくとお聞きしました。早速、R+house津でもこの手法を取り入れ、すべてをプランニングの中に含めております。


話は戻りまして、その「色」ですが、最近は、車の色の名前にまで変化が見られるようですね。
たとえばターコイズブルーとか、ピュアブラックパールなどと、こ洒落たネーミングが当たり前だった車の色なのですが、最近は「舛花色(ますはないろ)」や「千歳茶(せんさいちゃ)」といった日本の伝統色である和の色名で表現しているものが出てきました。


和の色とは、日本古来から使われている和名が付いた色で、JIS (日本工業規格) の色彩分類でも和の色として規定されていますが、これらは改めて話すまでもなく、かつて日本でよく使われていた日常の色のことです。


塗装の化学技術などが今ほど進化していなかった時代から使われてきたこれらの色は、花や泥など自然から採取されたものから抽出し、染め上げられてきた色ですよね。自然色がベースなのですから、それはやはり私たち人間の体にも馴染みやすいはずです。
今、改めて部屋の中を見渡してください。
そこに自然色のものはどれくらいありますか?自然色はやわらかくないですか?


家はまず、「性能」ありきであることに間違いはないのですが、それだけではなんだか寂しすぎます。そこで見直されているのが、和の配色に代表されるような「やわらかさ」です。


食べ物、触感から考えても人間工学的には、「やわらかさ」を嫌う人は一人もいないと聞きます。
和の色って、とてもわらかいですよね。
植栽の緑があり、土や木の茶色がある。そこに和の配色が入り、やわらかさはさらに増す。R+house津の家が、引っ越したばかりなのに、すんなりと体に馴染むのはこうした配色に気を配っているからでもあります。


今度のお休みは、イオンにでも出かけたら、ちょっと和の色を使った商品に注目ですね。
文房具や食品、雑貨、洋服… たくさんあるはずですよ。
さらに和のネーミングがついていたら、その商品、ちょっとやるなあ、考えてるなあと見直してあげてください。




名張市のM様の施主様ブログも好評です。
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R+houseで家を建てなければいけない必要はありません。私たちのことを信頼できると思って頂いたときに、ご相談して頂ければと思いますので、匿名でも結構です。お気軽にご参加ください。
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