お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

工業デザイン

新幹線のデザインを見ていると
外観、内観とも
まさに研ぎ澄まされたムダの無い
キレイさを感じます。


人間の動きを読みきって計算されていますから、すごく使いやすくて
狭い中にも広く見せる仕掛けもあちこちに見つけることができました。


住宅だって全く同じなんですよね。


一般の方にもわかりやすい例で話しますと、黒い部屋は狭く感じるけど、白い部屋は広く感じますよね?


建築家は、私たちにはわからない技術を用いてさらに工夫を重ねます。


しかし、自分たちにはわからないから建築家に教えてもらって任そうという方には向いていますが、
自分たちで考えた間取りで建てたいという方には向いていないかも知れません。


一般の方はどうしても今の時点での
なんとなくの感性でしか間取りやデザインを考えることができませんが、建築家は違います。


家をデザインするのではなく、そのご家族の住まわれ方をデザインしていくのです。

今、R+house津では7棟の建築を請負っておりますが、その7棟は足を踏み入れただけで、そのご家族の住まわれ方、そのご家族の姿が想像できます。


チラシに入る間取りを見て、夢を膨らませるのは大いに結構なことで勉強になるかと思いますが、それらは間取りをパズルのように考えたものであって、そこから暮らしが見えてこないように思います。


実は私たちが目指すデザインは、建築家の研ぎ澄まされた知識において、あなたのためだけに考えられた使いやすくて、長持ちする工業デザインなのです。


新築をされる目的やどんなくらしをしたいのか?
ご家族で話し合ってお聞かせくださいね。