本日は、松阪市中林町で建築中のＨ様邸の気密測定でした。
気密性能は、断熱性能と並んで最近よく耳にする言葉になってきました。
簡単に言えば、家の中と外部との隙間の小ささを表す性能のこととなりますが、Ｃ値という数値で〇cm2／m2と表わすことができます。
家を空から見て1m四方の中にどれだけの隙間が存在するかを測定するのです。
机上の計算で出せるＱ値(断熱性能の指標)は、今やどの家も必ず算出されていると思いますが、このＣ値に関しては施工技術によるものなので、建築業界では触れるとタブーのようにあまり公表したがりません。
ちなみに、平成11年の次世代省エネ基準を見てみると、この地域では、5.0cm2／m2が求められています。これは、JISでも定められた測定方法があり、その測定によって隙間の大きさを出すことが出来るのです。
ハウスメーカーがホームページなどで紹介する数値は、実験棟での数値だったりしますが、気密を高めようとしっかりと管理された中で建てる家と
実際のお客様の家とでは数値が変わることは容易に想像がつくでしょう。
全く同じ家であったとしても、当然数値は変化してきます。
気密性能を高くするために必要なものは、
１、気密性を上げる仕様
２、現場の職人さんの真面目な作業
３、現場の測定
が必要となります。
本日の計測結果は、0.35cm2/m2という好結果が出ました。
協力業者様全員の気配りと日本最高性能窓APW330やタイベックシルバーの性能によりこの数値が叩き出せたものと思います。
ちなみに、各社のＣ値につきましては、こちらのページ「住宅評判ナビ」でもご参照ください。
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