お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

自分たちの家だから定石はいらない


今度は、河芸町久知野においてR+houseの家が誕生することが決まりました。H様、おめでとうございます!
この地域は市街化調整区域となりますので、手続きまでしばらくお時間がかかります。その間にアトリエ建築家とのお話を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


さて、新築間取りを考える上で狭いアパート生活をされてきた方は、収納がたっぷりある家、物が散らからない家で暮らしたいと誰もが希望します。
かと言って、収納部分を造るためにも、もちろんお金がかかっています。
単純に坪50万円くらいと考えても、1畳のクローゼットひとつで約25万円必要なのです。


プラン提示の際に「収納率」という言葉をプランナーから聞かれていると思います。
つまり家全体の何パーセントを収納にとっているか?ということですね。
現実には10%以下だと収納が苦しくなります。15%以上あってももったいないということになってしまいます。10%〜15%に抑えることが設計の基準となっているのです。


今流行のWIC(ウォークインクローゼット)ですが、新築したらこれを造らなければいけないと勘違いされている方も多くみえます。その中には意外とクローゼットとウォークインクローゼットの違いを勘違いしている人が多いように思います。


クローゼットは、押入れや服をつる棚のことを指しています。
クローゼットを部屋内に設置し、極力タンスを置かないようにする場合が多く、押入れみたいなところに、服をハンガーで掛けておけたり、整理棚などを備え付けにする場合があります。


WICは、中に人が入ることを前提とした小部屋扱いの場合を指します。なので、WICは3畳程度になったりします。その反面、間取りによっては、非常に無駄なデットスペースになることも多く、無理にWICを作らなくては、とこだわるものではないように思います。


また、そのWICを主寝室の中の一角の扉で遮られた空間に配置する場合も多く、その場合は通気を十分に行う必要があると感じます。
衣服にはどうしても臭いがつきます。
埃も出やすいです。
そうした物が通気の悪い、湿気のこもりやすいスペースに押し込まれていたら臭いだけではなく、カビやダニの巣にも成りかねません。
壁にエッグウォールやエコカラットを張っておくのもひとつの対策ですね。


人目に付かない収納部屋ということで、どうしてもいろんな荷物を放り込んでしまい、WICとは名ばかりの要は納戸になっている家が多いのかも知れません。


思い切ってWICを無しにして、各部屋のクローゼットに洋服を整理できたら、その分部屋が大きくなりメリットがあるってご家族も多いかも知れません。


新築し、長い長い住宅ローンを支払いながら生活していくのは間違いなくご家族自信です。何でも定石定石に拘らないで、暮らしやすいように考えていきましょう。
家の間取りにも流行りすたりがあり、歴史は繰り返すように、今はWICが流行っていても将来はまた押し入れが流行りだすかも知れません。


現実に今また「土間のある家」や「軒下のある家」など、電気を頼らずに生活できた昔の人の知恵を活かした住宅設計に帰りつつある気もします…
それらを取り入れながら、最先端のモダンデザイン等はアトリエ建築家の最も得意とするところですね。




〜各種勉強会のお知らせ〜

[コース]
◇トータル資金勉強会(90分)
◇賢い家づくり勉強会(90分)

◆オプション
「本当の知識を身につける、太陽光発電システムとは?」(30分)
「IHとガス、比較料理体験」(60分)
「アトリエ建築家の腕」(15分)

[時間]
9:00〜21:00(開始時間:お好きな時間にスタート)
[場所]
□R+house津(津市大門1-32リアンビル1F)
□松阪店(松阪市駅部田町123-3エクセレントビル2F)


[ご予約]
・お電話 059-229-7200
・WEB http://lien-house.com/rhouse/


R+house津のオフィシャルホームページは、こちら


R+houseで家を建てなければいけない必要はありません。私たちのことを信頼できると思って頂いたときに、ご相談して頂ければと思いますので、匿名でも結構です。お気軽にご参加ください。
お客様の意に沿わないアンケートや押しかけ営業、電話攻勢は一切ございません。