お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

良い工務店

良い工務店の見分け方を教えてほしいとお電話が入りましたが、簡単にひと口では申せませんので、ブログに書かせていただきます。


良い工務店の反対は、建てて失敗した工務店ということになりますね?
どうして家づくりを失敗したのかを調査したアンケート結果があります。

1.予算オーバー
2.間取り
3.会社または担当者

このへんで失敗されているようです。
つまり、この3点を注意すれば大丈夫ということになります。


1.間違いのない資金計画きちんと考えてくれているか?銀行任せにしていないか?(特に重要なのが、住宅ローンを払って、子どもの大学を出して、車も定期的に買い替えて、それでも破綻しない計画かシミュレーションをしてくれたか?ですね。あと、どうしてその銀行をすすめたのか?なぜその銀行が自分に一番適しているのか説明があったか?などになります。)


2.良い間取りですが、重要なのは何をおいても予算内に収まっているか?です。
お客様の要望をそのまま聞いて、予算オーバーの提案を出される会社ってプロと呼べるでしょうか?
また、間取りが出された際に、以下の点はどのように考えて設計されたのか、必ず質問してください。(その場でこじつけのように考えているプランナーでは失格だと思います。)
●採光、通風
動線計画(見落としがちなのは、来客導線)
●強度計画
●耐震基準
●健康計画(家族の体質などを尋ねられたか?)
●ライフスタイル(将来どんな生活をしたいのかを尋ねられたか?)


ややもすると、現地調査も行わない
お客様とも顔合わせせずに間接聞きでプランを描かれていることもあるかも知れません。本当に現地を見てきたのか?その土地に行ってみないとわからないような質問を投げかけてみるのもいいかも知れませんね?
あの上にある高圧線は大丈夫ですかね?と本当は高圧線も無いのに質問してみたら面白いかも知れませんよ?胸を張って、あれは大丈夫です!影響ありません。
なんて答えられる可能性だってあるかも知れません。


3.会社や担当者の見極め


これは簡単です。
この地域の基準としては、年間24棟以上建てているか?ですね。
良い工務店には人気が集まりますし、悪い工務店では悪い評判が流れ建築棟数は減ります。建築棟数が少なければ経営は苦しくなりますし、当然1棟あたりの利益率を上げないことには経営できません。
ですので、これだけで十分な判断材料となります。


担当者の見極めも簡単です。


●一生懸命に対応してくれる
つまり「まめ」でスピーディーあるということ。
できる担当者は、電話を取るのも早く、ハキハキしていてとても気持ちがいいものです。
わざと担当者が休みの日に電話をかけてみても面白いかも知れません。


●知識が豊富である
これも見分けやすいです。
今でいえば、Q値やC値の説明ができるか?遮熱ガラスと断熱ガラスの違いを説明できるか?などタイムリーな話題を質問してみてください。
しかし、これはお客様の知識が豊富で厳しい時代ですので、ほとんどの担当者はクリアできると思います。
そうなると、年金のことや相続のことを尋ねてみることですね。
しかし、いまどきの営業マンはFPもしっかりと勉強されている方がほとんどですので、知識に関してはみんな問題ないかも知れません。


●打ち合せ事項は書いて残しているか
住宅業界は別名「クレーム産業」と呼ばれています。
そのトラブルの原因のほとんどは「言った、言わない」の口約束なのです。
きちんとメモを書いて残す担当者はそれだけでかなりのトラブルを防いでくれるのです。


●約束を守る
時間を守る、持ってくると言ったものはきちんと持ってくる。基本的なことですが、このような事を守れない担当者は取り返しのつかないトラブルを招きかねません。もちろんこのご時世にこんなことさえ守れない担当者はいないと思いますので問題外ですが…。


O様、このような回答でよろしかったでしょうか?


また、明日もブログをご覧くださいね。
一緒にいろんな家のこと、勉強していきましょう。


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