お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

何よりも難しいGL設定

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津市N様邸基礎工事着工

お天気にも恵まれ、津市N様邸の基礎工事が着工されました。基礎工事に入る上で何が難しいって、「GL(グランドライン=地盤の計画高さ)設定」ですね。

一般的にはお客様に対してきちんと説明をしている会社は少数かと思いますが、建物を建てる際、敷地内の地面のどこの高さを基準にするかによって、家は完成時の周辺地面に対し高くも低くもなります。

設計時・計画時なら後の使い勝手、アプローチなどを考慮しコントロールできるのですが、いざ施工してしまったら変更は容易ではないので、重要な決定要素となるのです。

 

あらかじめ設計計画時に決めてあったものを現地にて再確認、検査をしながら作業を進めます。

 

雨水の関係、側溝への排水の関係、駐車スペースとの関係などあらゆる事を考慮し、この高さを決めているわけですが、ミスっている建物もよく見かけます。

それはきっと、建築会社が残土処分費用や盛土費用を浮かせたいために、なるべくいらない土が出ないように等を考えて着工した結果でしょう。

 

それは道路よりも高くすればするほど浸水のリスクも減り、良いことは間違いありませんが、そうするとその盛ってある土が流れ出さないように擁壁をつくらないといけません。その費用も馬鹿にはならないので、昔と比べてあまり高く上げることも少なくなりました。

 

一般の方からみると、建築会社の人間は専門用語などを使うため、不思議とプロの専門家のように見えてしまいますが、転職などもあり、素人と変わりないものも沢山いることが事実です。

 

本当に自分たちの家のために、持てる知識の最大限を利用し、できるだけ良いものをつくろうとしてくれているのか?

それとも適当にお金に合わせて利益が出るように考えているだけなのか?注意しないとことGLに関しては取り返しがつかないですよ。

 

 

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(受賞履歴)

・2020.日本金属サイディング工業会施工例全国最優秀賞受賞

・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績4年連続全国1位受賞

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