液状化とは、地盤がまるで液体のようになってしまうことです。
そうなると、時にはマンホールのように地中に埋まっているものは地表面に浮かんできますし、地表面にある建物は地中に沈んでしまいます。
記憶に新しいところでは、東日本大震災による液状化で被害を受けた千葉県浦安市の分譲住宅地「パークシティ・タウンハウス3」の裁判ですね。
分譲販売した三井不動産などに損害賠償を求めた訴訟で、最高裁は住民の上告を退ける決定をしました。
「液状化の発生は予見できたとは言えず、三井不動産に(液状化対策の)実施義務があったとは認めることができない。」としたものです。
住民は、すぐ近くの東京ディズニーランドが「サンドコンパクションパイル工法」(SCP)という、地盤中に締め固めた砂の杭を造成する液状化対策を施していたのに、何でうちはしていないの?と抵抗したものですが…
でも、正直そんなものなんですよね…。
この液状化が心配される三重県においても、例えば地盤改良工事が必要な場合、私は液状化に効果を発揮すると言われる「パイル砕石工法」、つまり先に述べたサンドコンパクションパイル工法を一般住宅向けに開発したものを使うべきだと思いますが、未だコンクリートの柱状改良工事も見かけます。
それで建物は「地震に強い」なんて謳っているものですから、これはもうお笑いでしかありませんが、引っかかる消費者も消費者です。
災害なんて明日は我が身です。
良いものは高価ですが、どこにお金をかけるべきなのかはしっかりと考えた家作りが必要なんです。
この情報豊かな時代に、もう「安かろう、悪かろう」に引っかかる時代は終わりましたし、構造計算さえもしていない建築士の資格ももたないものが設計したような「良くないものを良い」と売る時代も終わりました。
設計者には必ず「資格免許の提示」を求め、構造が確かなものなのか確かめてくださいね。(皆様知らないだけで、おそらく半数以上の建築会社は無資格者が設計していると思いますよ。)
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