一気に蒸し暑くなり、いよいよ高気密高断熱住宅の見せ場が来ましたね。
これは住まわれた方しかわからない感覚だと思いますが、
この家には梅雨がありません。
お客様は風通し、風通しと言いますが
本物の高気密高断熱住宅に住まわれると、窓を開けて過ごすのは４、５月や９、１０月のほんの短い期間であり、その他は掃除の時くらいしか窓は開けません。
もちろん、それでも外の風が好きな方は開けられることでしょう。
でも、この梅雨時期などは、窓を開ける方が暑いのです。
つまり、外の湿気が流れ込んでくるからですね。
とても乾燥してしまうことが欠点な高気密高断熱ですが、
この季節は逆にとても過ごしやすく、窓を開けたら蒸し暑いということになるのです。
窓を閉めていることにより、
２時間に１回、外の空気と中の空気が綺麗に入れ換わります。
これが高気密高断熱住宅なのです。
先日、大きなセミナーにて有名講師の方が
高気密高断熱住宅のことを理解されていないようで
息苦しいとか、表現していましたが
それは全くの嘘です。
気密とは、この換気システムを効率良く確実に行うために取るものであり、密閉しているわけではないのです。
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