お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

釘とビス


お客様から見れば住宅はどれもこれも大差ないと思いますが、
住宅の出来栄えは、職人の腕や思いで決まります。


たとえば、ビスと釘。
ビスとはドライバーなどで締め込むネジのことで、ビス自体にギザギザがあるので抜けにくくなります。
釘は金槌で打ち込むもので、打ち込む時に釘と木に摩擦抵抗が起こったり、錆びたりするため、抜けにくくなります。


釘は、物と物を止めたときの横方向の力には強く抵抗するのですが、ビスほど、上下方向の動きには強くありません。
反対にビスは、横方向の動きには弱いのですが、上下方向の動きには強く抵抗出来ます。
つまり適材適所です。


床合板などは、地震などがあれば床の釘に対して水平の動きをしています。そのため、床に合板を打つときも、ビスではなく、釘の方が強い床を作ることが出来ます。
できると言うよりも、Nという種類の釘の長さ75mmのものを使うことが規定となっているのです。
ところが、床鳴りなど床材が上に持ち上がったりするような時は、ビスで固定した方が安定するために、そのことを錯覚して、ビスの方が良いと考えている大工もいるのです。


大工の腕には差があります。
施工時間が圧倒的に早い釘で手を抜くものもいれば、何でもかんでもビスの方が強いと思いこんでいる大工もいます。
そもそも、そういった勉強会も研修も何も受けていないのがほとんどの大工であり、修行についた親方の知識の中で判断しています。
アール津では、暇あれば研修、暇あれば勉強と職人も呼ばれるので知識も豊富です。


新聞広告やホームページ、完成見学会、一般の方の口コミ・・・
どれを見ても、住宅の出来栄えはわからないもので、
それが後々効いてきて、長持ちしない家になるのです。



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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。