熊本の震災にて、また住宅の耐震性について
いろんなことが見えてきました。
私たちがかねてから危惧している材木の接合部、
いわゆる「ほぞつぎ」に危険がはらんでいることが露わになりました。
昔のように、とんでもないほど太い材木のホゾならまだしも、
現在主流の10cm〜15cmの柱や梁にホゾを掘れば、その接合部は5cm程度しかありません。
しかも、材木は必ず痩せてきます。
建築会社の人ならば、誰もが知っている事実ですが、
あえて見ないふりをしてきたのですね。
私たちはドリフトピン+パネル工法しか使いません。
これはアールブーケシリーズでも譲ることはできない部分となります。
まだ他にも、机上の建築基準法を通すためだけの設計と
きちんとした設計の差が明らかに出ています。
良い本だと思いますので、今から家を建てたいけどよくわからない。
といった方はぜひご一読ください。