お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

玄関ドアって


家の顔はどこですか?と聞かれたら、ほとんどの方が玄関と答えられることと思います。それにも関らず、しっかりと玄関ドアを選んでいない方もおられるようですが、性能面は、きちんと確かめていますか?


大切なのは「断熱性能」と「防犯性能」そして、「向き」ですね。
今日はまず、その断熱性能についてのお話です。


せっかくの新築なのに、玄関口が寒い家、暑い家を建てる必要はないと思うのですが、高気密・高断熱と言いながらもまるで考えていない玄関も見かけてしまうことが事実であり、知らないで建てているお客様がとても残念に思います。


その指標となるのは、K値(熱貫流率)と呼ばれるもので、熱の伝えやすさを表しますが、数値が小さければ、小さいほど性能が良いことになります。
あの窓ガラスに一般的に貼られている「省エネ建材等級」シールの★の数も実はこのK値によって決められているのです。


★☆☆☆ K値4.65以上
★★☆☆ K値3.50〜4.64
★★★☆ K値2.34〜3.48
★★★★ K値〜2.33


といった具合です。


R+house標準の標準仕様窓であるAPW330は、すべて★★★★基準を超える窓です。その高性能を達成するために、アルミに比べ約1000分の1の低い熱伝導率をもった樹脂フレームに、Low-E複層ガラス3㎜+空気層16㎜+3㎜を組み込んでいるわけです。もちろん空気層には、APW330ではオプションであるアルゴンガスも注入しております。
(参考:一般の断熱サッシは空気層12mmで空気層部分には乾燥空気が注入されています。)


R+houseで標準的によく使用されている玄関ドアですが、
スウェーデンドア・チーク



このドアの断熱性能は、国内JIS換算:H5等級 1.0W/㎡k


また、スウェーデン製 ガラス付高性能 玄関ドア LEKSANDS DORREN T1-G



このドアの断熱性能も、国内JIS換算:H5等級 1.0W/㎡k


日本でもやっと、この玄関ドアの断熱性能が大切であることに気づきはじめ、次々と新商品が出てきてはいますが…
その性能(K値)については、その会社の営業担当者に聞いてみてくださいね。売ろうとする玄関ドアの性能さえも知らない会社と契約する必要性はどこにもないと思いますよ。


ちなみに、名張市のM様邸では、国内JIS換算:H5等級 0.8W/㎡k
のドアを使っちゃおうと企んでいます。


家は性能で選ぶ時代が確実にやってきているのです。
(とはいえ、性能の良い商品は得てしてカッコいいのですが)
そのことに気づいていますか?


一条工務店様のホームページを開くと、そのキャッチコピーは
「家は性能。」です。
セキスイハイム様を開くと、
「性能がいいから叶う暮らしがある」です。


もはや性能を見ないで住宅を購入することが、どれだけ危険なことなのかを知るべきですね。
一見、差がないように見える外観の家なのに、光熱費が月に1万円も差が出る。しかも、光熱費が安い家の方が暮らしやすい。
家は、中で住んでいる人の環境なんて見えないのですが、実はそこに大差が発生していることを知ってください。



さあ、明日はあの鬼才木内先生デザインの津市河芸町K様邸の上棟です。
K様、お待たせしましたが、三重県を代表するようなデザイナーズハウスが一気に建ち上がります。お楽しみに…(お天気が心配ですが)




名張市のM様、松阪市T様の施主様ブログも好評です。
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