お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

シンボルツリー


Rの家では、必ず外構工事を行い庭にシンボルツリーを配置しています。
新築はできたけども予算が足りないので、外構工事は後々に・・・なんてお話もよく聞きますが、確かに外構工事は後からでもできるものです。


しかし、私たちのつくるRの家は、外構と建物を切り離して考えることはできません。仮にご予算が足りなかったとしてもその計画は一体として立てさせていただきます。


そのシンボルツリーが植栽されるのは、建築工事がすべて終わった最終になります。そこで気づくことは、建物にシンボルツリーが入った瞬間、その家はまるで下書きされた絵に色が塗られたかのようにあでやかに美しく変わるのです。まるで家が生まれた瞬間のようにさえ見えてしまいますが、シンボルツリーは、家の価値をワンランク上げてしまうほどの効果があると思います。


どこに植えるかが、デザインの腕の見せどころですが、家の外観を頭の中でイメージしぐるぐると回るわけです。そして、その中で写真を撮ったらベストアングルだと思う場所に、さりげなく立てるわけです。
あくまでも家の価値を引きたてることが目的です。


私は、シンボルツリーを選択する際に次の手順を踏みます。


常緑樹を使うか、落葉樹を使うか、まずはここから考えるのです。
建物内からの景観と街並みからの景観を考え、春夏秋冬のご近所の植栽も徹底的にイメージします。建物の外壁など、背景となる色や質感に馴染ませるのも大きなポイントとなります。


常緑樹とは、文字のとおり1年をとおして緑色を保つ樹のことで、代表的なものは、「シマトネリコ」や「ソヨゴ」ですね。
手入れも楽でよく育つことから、圧倒的によく植えられています。
スタイリッシュなデザインの家には、実によく映えます。


落葉樹とは、葉の寿命が1年に満たず,すべての成葉を失って休眠状態に入る時期をもつ樹木のことです。


アジサイエゴノキ、サクラ、サルスベリ、スモークツリー、ソヨゴ、ナツツバキ、ハナミズキ、バラ、ヒメシャラ、モミジ、ヤマボウシライラック


建築家から家のプランが出てくると、この植栽選びが実に楽しくて、これを植えたい、いやこっちの方がいいかな?と施主様のそこから始まる暮らしを想像しながら想いを巡らせます。


名張市のM様邸でも、施主様も楽しんで選んでいただいているようですが、私は私で想いを巡らせます。


宅地内に実のなる木はNGだという説もあるので、じゃあ駐車場にビワの木。階段を上がって玄関へのアプローチにはアジサイ。その横には大きな古びた木の門柱で、足元には芝生。その向こうには、シンボルツリーのヤマボウシ。玄関を開けたら、その突き当たりの目線が抜けた窓の外はモミジ…。


実際にこれと決めるのは建物が完成する直前ですが、せっかくの新築ですから、こうしてあれこれと考えるのも楽しいものです。
家づくり、一緒に楽しくやりましょう。



名張市のM様の施主様ブログも好評です。
http://lien-house.com/rhouse


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R+houseで家を建てなければいけない必要はありません。私たちのことを信頼できると思って頂いたときに、ご相談して頂ければと思いますので、匿名でも結構です。お気軽にご参加ください。
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