お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

敷地調査

新築を計画されるには、まずはその敷地がどんな状態であるかを知ることから始まります。
一見、平坦に見える土地や前面道路も必ず傾斜がありますし、長年暮らしていくわけですので、近隣の条件などすべてを把握した上でプランニングを起こさないことには、どこかが抜けてしまいます。


隣家のフェンスの種類や高さ、窓の位置高さ、玄関の位置、人の出入りする場所、洗濯物の場所、すべてを総合的に判断してこそ、良い家が設計できるのです。



お客様はお金を出してでも、土地家屋調査士にきちんと敷地調査報告書を作成していただき、それを元にプランニングを起こしていくべきです。


もちろん、設計者は写真も撮り、何度も現地へと足を運ぶことと思いますが、傾斜や窓の高さなどは計測しないことにはわかりません。



その場合、このような「光波測距儀」を利用して土地家屋調査士は測量します。
よく工事現場で三脚を立てて何やら覗いている光景をみかけませんか?
簡単にいえば、光の反射を利用して目的物までの距離を測定することができる装置です。


また設計するには、建築を予定している敷地に適応される「建築基準法」や「都市計画法」などの規制を熟知しておく必要があります。
それぞれの敷地には、法律で規制された目に見えない、超えてはならない線が多数存在しています。それによって建築確認の申請をする場合に、建物の広さや高さなどが細かく制限されています。


これを知らずにプランニングを行い、やっと確定したと思ったら
建築確認申請時に引っ掛かり、却下なんてこともあり得るのです。


さらに補足すれば、ややもすると建築だけに気持ちを取られ適当に駐車スペースを確保なんてことは、とても残念なプランになります。
毎日の車の乗り入れをよく考えて、安全であること、出し入れしやすいこと、その条件を満たしてこその景観やデザインなのです。


餅は餅屋と言われます。
お金はかかったとしても、これから一生住まわれる大切な家です。
きちんとしたプロに任せることにより、その結果は必ず見えてくることでしょう。



※緊急告知!地震対策にあの「タイトモールド工法」基礎の開発者も講演
次回、ご好評の「賢い家づくり勉強会」は、津リーションプラザにて行われます。
現在の残りは20席ですが、今回は建築に関わる業者様も勉強に参加申込されています。

5/20(日)13:30〜15:30津市役所内駐車場無料チケット配布
飛び込み参加は準備ができませんので、ご予約をお待ちしております。
(WEBからは24時間受付中)


家づくりの最初の一歩!賢い家づくり勉強会は、こちら


R+house津のオフィシャルホームページは、こちら