お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

サニタリー

サニタリーとは、住宅設計ではトイレ・洗面所・浴室廻りを指しますが、
一般的には、「衛生上の」「衛生的な」という意味で使われます。


この2通りの使われ方から考えて、トイレ・洗面所・浴室は衛生上のことを配慮する場所だと、捉えていることがわかります。これは当然といえば当然なのですが、限られた敷地の中では採光面などで居室の配置を優先して考えてしまうことが多いため、すぐに北面などに追いやられてしまいます。


アトリエ建築家に聞くと
サニタリーは、他の居室と同等な立場で考えるそうです。


洗濯という家事そのものについて考えるよりも、
その前後から掘り下げていくと自然と配置が決まっていくといいます。


つまり、どこで服を脱ぎ、どこにストックしておき
洗濯後はどこで干し、どこに取り込み、どこで畳むか。
そして最後はどこに収納するか?
このような一連の流れを考えて、洗濯機の位置を決めていくのです。


建築家はサニタリーを衛生的な居室のように考え、さらに家事動線の要となる場所として重要視しています。
これにより、逆にプランに自由度が生まれ、生活に合った家が誕生するのです。


家に人を合わせるのではなくて、
人に家を合わせる。

当然のことなのですが、できている家は少なく感じます・・・。


※画像は、R+house三田モデルハウスのお客様用玄関

R+house津のオフィシャルホームページは、こちら

ご好評の「トータル資金勉強会」の方も5月に行われます。
現在の残りは10席です。
5/13(日)13:30〜15:00
ご予約をお待ちしております。

トータル資金勉強会は、こちら