お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

完成観賞会


完成観賞会初日、沢山のお客様にお集まりいただきました。
アール津のつくる美しい佇まいの家を堪能していたけましたか?


その窓から広がる景色を絶景だとのお言葉を沢山いただきましたが、その景色を絶景に見せる建築家藤田先生の技術力の高さの証明でした。


お車を外に止めて、その景色を見ながら家の中に入ったはずですので、その景色を知っているはずなのですが、家の中から見た景色がそれだけ美しく見えたということでしょう。


これは、京都の源光庵(げんこうあん)に代表されるような景色を切り取る手法です。
暗い中から、ばーっと広がる明るい景色は室内の広がりを感じ、この窓から景色を眺めたくなるのです。
下部の窓枠はオーク材に代えてありますので、窓枠に腰掛け外を眺める。そんな時間も素敵ですね。



外壁は、15mm硬質ウレタンフォーム断熱が入ったガルスパンですが、このデザインを使いこなしている住宅は、あまり見かけません。
マット感のあるダークグレー色が、日の光の入り具合により様々な表情を見せてくれました。


この光沢を消した外観は、周りの古い純和風住宅や町並みにマッチさせるための手法です。自分の家だけ斬新でカッコいいというのは、実はとてもカッコ悪いのです。
その町並みに合う住宅デザインってあるのです。



ウッドデッキや板塀も、経年劣化を想定したシルバーグレイ塗装。約2年もするとどんな木でも、こういった色に変化をしてきます。
完成時がパーフェクトではなく、先の先まで想定したデザインとなっています。



APW330のミラーガラスに映る田園風景もまた素敵。
家の回りを何度も何度も散歩したくなりました。



オシャレは足元からと言われるように、見えない部分にさりげなくが素敵。
軒天にも実は杉板張りで、同じくシルバーグレイ塗装です。
大工が上手すぎて、気がつかない方が多かったのですが、やがて反ったり曲がったり割れたりすることによって本物の木の味が楽しめることでしょう。


若年層から、老年層まで感心いただいたデザインでした。


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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。