お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

気密性


住宅の気密性はどうして必要か?
いろいろありますが、簡単に言えば「換気システムが計画的に機能するように」ということが重要です。


建築基準法では、住宅の居室には換気回数0.5回/h以上の換気設備を設置することが義務づけられています。
つまり、2時間に1回、家中の空気が入れ換わるわけですね。


ところがこの計算式は、あくまでも隙間の少ない気密性のとれた住宅で成り立つことであって、あちこちに隙間が存在する住宅では、その計算どおりに換気を行うことができません。


タバコを吸われる方はよくわかると思いますが、タバコの横に穴が空いていると、いくら吸っても口には入ってこず、横に漏れてしまうのです。
それと同じ理屈ですね。


では、何のために換気が必要か?


といった話になりますが、
住まいの建材や家具の塗料、接着剤などから有害な化学物質が放出される場合があるためです。いわゆるホルムアルデヒドというものですね。
また、タバコやペット、食品や衣類などからも臭いや有害な物質が放出されることがあります。
これらの汚染物質や水蒸気などは、わたしたち人間が室内で生活する限り、その放出を防ぐことはできません。
そのため、このような物質で汚れた室内の空気と外の正常な空気を常に入れ替える必要があるのです。


アール津では、優れた気密性能を確保することにより、計画的に家中の空気を入れ替え、さらにハイクリーンボードと呼ばれる壁材により、ホルムアルデヒドを吸収分解しています。


どんな素敵な家を手に入れたとしても、病気をしたら何にもなりませんから、何もわざわざ高いお金を払ってまで、病気リスクの高い住宅を選ぶ必要は無いのではと思うのです。


気密性能は、もちろん気密測定にてわかります。
本日は鈴鹿市S様邸にて行われましたが、大きなボリュームの窓の多い家にも関わらず、0.5cm2/㎡という計測結果でした。


お客様が住まわれていることの多いアパートでは、両サイドが壁(隣室)で窓が少なかったりしますので、おそらく気密性能は一般住宅より高いものと思われます。


先日、ある建売り住宅を見学していたところ、見てはいけないものを見てしまいました。


なんと、部屋内に空気を取り込む換気口のフィルターの内側に埃が溜まっていたのです。
どう考えても、そこは吸入口であり、排気口ではありません。
つまり、室内側に埃がたまるなんてありえないことのはずなのです。


アール津のような気密性能の高い家は、換気システムの風量ボリュームを大きくしたり、強制換気扇を回したりすると、自然とちょっとした窓の隙間などから「ヒューッ」と風が入り込んでしまうのですが、逆に言えばそれこそ気密が取れている証拠となるのです。
一度、住まわれている住宅の吸気口のフィルターを年末掃除の際にご確認くださいね。




本日は、奈良県在住のT様より資料請求を頂きました。
もう数カ月もあちこちの建築会社を回り、時間をかけている割にしっくりとこなくて疲れてきたとか…。


アール津に来られる速攻契約のお客様とのこの温度差って何なんでしょう??


間もなく建築家訪問を受ける伊勢市K様宅にお邪魔した際には、その○○ハウスなどの手提げ2袋もある資料の多さに驚きました。
あちこちを回って、沢山資料をいただいて、迷いに迷って検討されていたのですね。
その割には、アール津では一瞬でご決断いただきましたが…。


人はどんな瞬間にこの大きな買い物を決めるのでしょう?


住宅営業をしていてもいつまでも謎です(笑)






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