えらい雪になりましたね。
過去記憶にないくらい積りました。
地球温暖化の影響でしょうか？この先の子どもたちの未来は大丈夫なのか、不安になりますね。
今、オール電化住宅にも疑問符が打たれ始めました。
オール電化住宅の魅力は、毎月の光熱費削減ですよね？
これがどうして安くなるのかというと、実は原子力発電所のおかげであるわけです。
この地域では、中部電力様が認定するエコキュート・電気温水器・蓄熱式電気暖房器を設置のお客様は、Eライフプランを選択することができ、その場合、夜１１時より朝７時までの電気使用料金は１/３程度で済むのですが、その理由を考えられたことはありますか？
これは実は原子力発電所と密接な関係があるのです。
簡単にいうと原発が作り出す深夜帯の余剰電力対策として推進されたのがオール電化住宅。
現在、日本国内の原発は稼働していませんので、余剰電力はありません。
もしこのままいけば、今度はオール電化住宅利用者のために深夜帯に割引した電気を作り出す必要が出てくることになるのです。
電力会社としては、「深夜の電気が安い」ことを“売り”にオール電化を促進してきましたので、その割引制度は原発と深い関係があったとは認めたくないことでしょう。
ところが、東京電力管内では、オール電化を推進した結果、原発２基分の消費増となったといわれています。
原発の稼働率が高く、深夜に余剰電力をドッと作り出していた頃には何の問題もなかったことで、それでも余った電気の捨て場に困り、揚水発電所を作っていたくらいです。
しかし、こうして原発が無くなると割引制度自体をやめないかぎり、その分のコストアップがまたどこかに生まれてくることを避けられません。
この国の将来のためには、電気料金の値上げ問題は今や避けられない状態ですね。
もちろん、私たちは原発を推奨しているわけではなく、
建築会社も、できるだけ自然の「太陽」や「風」の力を利用し、暮らしやすい住宅を建てることに着目しなければいけないと思います。
そのことに未だ気づいていない会社が存在する以上は、法改定にて建築基準法のルールを見直すしかないのでしょうか？
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