お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

I様邸気密測定


本日は、松阪市I様邸の気密測定が行われました。
工事が始まり、この測定が終わるまでは現場は緊迫した空気が流れますが、これが無事通過すると、構造体については一安心ということで、内部造作作業に入っていけるわけです。


R+house津では、C値は0.5cm2/m2を目標としておりますので、0.7を超える数字は許されません。
単純にC値だけを追求すれば、極端な話、正方形で窓が極力少なく屋根が単純なものにしてしまえば、数字は上がるでしょう。


しかし、それでは暮らしの豊かさを失ってしまいます。
私たちは、光や風通しの良い自然のままの家づくりを目指しておりますので、無理にC値を上げるような設計は行っていません。
すべてが、棟梁の腕頼りなのです。


今回のI様邸は、その形状及び屋根もRの家にしては複雑に分かれております。
また、窓も多いため、測定が不安でした。
しかし、そこは棟梁も慣れたもので、複雑な形状の急所急所をきちんと押さえることにより、今回も0.53cm2/m2という数字を弾きだしました。


「家は性能」と大々的に謳う一条工務店様のi-smartで0.59というカタログスペックですので、とても満足のいく数字を出せたと思います。
現場スタッフの技術力の高さが証明されました。


これにより、この家の1m2あたりに0.53cm2の隙間が存在するということですので、全体の外被の実質延べ床面積138.17m2に対し、隙間が73cm2ありますよ。という判定結果になります。ということは、10cm×7cmほどの隙間ですね。


それでも、こんなに隙間があるんだと驚くわけですが、一般住宅を気密測定されるとその数字は5.0〜程度ということを考えれば、この家に換算すると690cm2ということで、1m×69cmもの大きな隙間というか、穴があるようなものとわかりますね。


施主様もよく勉強されておりますので、自分の家ではなかなか数字を出すことは難しいと思われていたご様子で、今回の測定結果には合格点をいただきました。


他社で住宅を建てられる方も、ぜひ気密測定は依頼してください。
そうすれば、職人は手を抜くことなんて許されず、現場には常に緊張感が走ります。
根拠のない高気密・高断熱という謳い文句に踊らされることなく、数字で確認することが大切ではないでしょうか?



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