お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

津市K様邸気密測定

昨日は、またまた新記録の273アクセスをありがとうございました!



昨日は、津市河芸町「雑貨に包まれた暮らし」K様邸の気密測定が行われました。


気密測定とは、住宅の隙間の量を計測する検査のことです。
一般の方は、住宅って隙間があるの?と不思議に思われることと思いますが、実は住宅って目に見えない隙間だらけなんですよ? 


気密化のされていない住宅では、大きなエネルギーロスになるだけでなく、室内の温度ムラや隙間風による不快感をもたらします。
そうは言っても建築基準法により「24時間換気システム」の設置が義務付けられているので、各部屋に換気の穴があるじゃないか?と思われますが、効率良く計画換気を行う為には、住宅の気密化が大変重要になるのです。


例えば、気密化されていない住宅は「穴の開いたストロー」の様なもので、いくら強く吸っても、室内に漂う汚れた空気を吸い出す事ができません。


また気密住宅では、外気温の影響を受けにくく、結露を防止する事ができることが嬉しいですね。不快な結露による湿気の少ない家は、カビやダニの繁殖を抑え、健康的な住まいになるのです。


気密測定は、強力なファンを使って、建物内の空気を外に出すことによって行われます。


すると隙間の多い住宅では、隙間から、多くの外気が建物内に流入して、屋内と屋外の気圧の差が、あまり生じません。
しかし、隙間の少ない住宅では流入してくる外気が少ないので、屋内と屋外の気圧差が大きくなります。


この原理を利用して、「ベルヌーイの定理」というのを使って計算すると
隙間の総量が算出できます。
これがC値というものですね。


今日の画像にあるのは、このK様邸の気密測定結果で、相当隙間面積C=0.48cm2/m2とあります。
R+house津では、C値0.5以内を目指しておりますが、これは建物の大きさや形状、窓の多い少ないやその形状などにより左右されます。
K様邸の場合は、とても大きな40坪オーバーの家、変形した屋根やキュービック組み合わせスタイルの外観、窓も多いということもあり、0.5を切ることは難しいかな?と予測しておりましたが、まあまあの値を出すことができました。


このK様邸では、「管理されていない隙間」が0.48×185.54m2=89cm2存在することになります。
つまりこの大きな家ですが、はがき1枚の面積が148cm2ですから、はがきの約2/3分だけの隙間しかないというとても優秀な結果なのです。


高気密・高断熱の高性能住宅というと、やはり一条工務店様のi-smartシリーズが先駆けとなるわけですが、
実際に建てておられる方が面白いブログを書いておられるので、そちらもご覧になり、勉強してくださいね。


一条工務店i-smartで建てるスマートハウス!


これだけ高気密住宅が注目されている昨今ですので、ほとんどの住宅会社がこの測定を行っているはずです。
この方のブログにも書かれているように、気密測定は、隙間を調べるという目的もありますが、何よりも隙間面積をこれだけ小さくするためには大工さんの丁寧な施工が不可欠ということで、測定を試みれば自然と間違いのない家づくりが進むわけです。


測定費用は必要になりますが、一生住まわれるマイホームです。
必ず測定は依頼された方がよいと思いますよ。
私たちは絶対的な工務の自信の元、こうしてネット上で、すべての気密測定データを公開していきます。




名張市のM様、松阪市T様の施主様ブログも好評です。
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