お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

分相応


本日は、名張市のM様邸
アトリエ建築家藤田摂先生の第1回訪問日でした。
全国でも一流として名高い藤田先生の訪問ですから、奥様は、昨日からそわそわと落ち着かなかったそうですが、どうでしたか?


とても気さくな先生で、安心して夢を語っていただけたかと思います。
どんな話題にも幅広く、深い知識をお持ちの先生で、
今日も、事前打合せからiphoneの使い方やカメラの話など知らないことを沢山教えていただき、驚きましたが、
M様宅でも、自転車を見られたとたんに、またその詳しいこと…。
やはり一流の建築家は、こういった幅広い知識があるからこそ、あんなプランが描けるのですね。



何はともあれ、この子が新しい家で育ち、どのような人生を歩んでいくのか?それをいつまでも見守っていたいですね。


家づくりに切っても切れないものに、当然「お金」があります。
家づくりは、何よりも「分相応」が良いと思います。


真珠王、御木本幸吉のエピソードにこんな話があります。
彼は、伊勢神宮に対する崇敬心が人一倍厚かったそうで、伊勢を通る時は必ず内宮に立ち寄り参拝を怠らなかったそうです。


それは真珠養殖の研究に取り組みはじめて間もない、まだ、前途の見えない貧乏時代のことでした。


正殿にぬかずいて賽銭を入れ、拍手を打って恭しく祈りを捧げたそうです。


ところが、どうも賽銭の額をまちがえてしまったらしく、手探りで2銭銅貨を財布からつまみだして賽銭箱に投じたつもりが、虎の子の50銭玉を入れてしまったようです。


彼は詰所に行き、事情を話し、48銭のつり銭をもらったそうです。


分不相応の賽銭をお供えしては、あとあと自分が苦しむことになる。それでは大神様も不本意に思われるに違いないと考えたようです。


彼は、後に真珠事業で大成功をおさめましたが、他の事業は誘いを受けても一切手を出さなかったそうです。
そして、彼の日常の衣食住は、分相応どころか極めて質素であったと聞きます。真珠王と呼ばれても、正装を木綿の紋付で通したことは有名です。


ここ三重は、御木本幸吉のゆかりの地
偉人から学ぶべきことは多いですね。


これらのことをしっかりと踏まえたヒアリング回答をされるM様ご夫婦に、私もまた感銘を受けるものがありました。


ご家族が楽しく人生を豊かに暮らすための家です。
このことに間違いはないと感じた一日でした。





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(ブログを見ているで無料)


[日時]
1/27(日)13:30〜15:00

[場所]
メッセウィングみえ

[定員]
先着5組様(残り4組様)

[ご予約]
・お電話 059-229-7200
・WEB http://lien-house.com/rhouse/



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