お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

屋号


画像解説)モクレンの植栽。大きな白い花を咲かせるモクレンは、人の心まで純粋にする魅力がありますが、なかなか根付きにくく入手が困難な樹種です。今回は、愛知県稲沢市に残っていた1本を苦労し手に入れました。樹木1本にここまでこだわる住宅屋さんは聞いたことないと苦笑いされましたが、徐々に蕾も膨らみ、どうやら根付いたような予感…。


日本の懐かしい風習のひとつに「屋号」がありますが、若い世代の方は聞いたことがありますでしょうか?


元々、江戸時代には原則として、身分制度により武士以外の者が苗字を名乗ることが認められていなかったため、商人や大きな農家が、日常生活の必要上から屋号を使うようになったのが始まりです。


屋号は、そのほとんどが家の特徴を含んでつけられているものが多いようです。
たとえば、塩を販売していればそのまま「塩屋」
家の場所が谷の奥にあれば「奥谷」、道のかどにあるので「カド」、堰の上にあるので「セキガミ」、田のふちにあるので「タブチ」などですね。


この風習は、せまい集落では同じ苗字の家が沢山ありますので、いまだに続いていることと思います。


小学校や中学校でも、同じ苗字の多い地域では当然下の名前で呼ばれていることが多いのと同じことですね。


屋号ではありませんが、R+house津の家でも1棟1棟にやはりコンセプトにより名前をつけさせていただいております。


前回の完成観賞会でご覧いただいた家は、「スローライフな家」だったように、名づけをするわけですが、施主様におかれましても結構この名前が何がつくのか楽しみにされている様子で、考えるのに苦労しているのです(汗


建築家などは、よく地名を使い「河芸町の家」などとつけますが、それでは家のイメージがわきません。


現在建築中の2棟は、「Rスマート」と「雑貨に包まれた暮らし」というネーミングをさせていただきました。


「Rスマート」は、スマートハウススマートハウスと騒がれながら、本当に省エネルギーで本当に賢い家が少ないことに対する私たちの反発です。
この家、年間トータル光熱費をゼロとまではいかないと思いますが、それ近くに持っていけないか?と計画したものです。
Rスマートが完成しましたら、毎月の光熱費もきちんと公開させていただきたいと思っています。


「雑貨に包まれた暮らし」は、想像がつきますか?
住宅宣伝誌の中でもっとも人気の高いリクルート社の「三重の注文住宅」を見ていても、あれだけ人気の高かったシンプルモダンの流行が終わりを告げたことは明らかですが、じゃあそのシンプルモダンの反対の家は?
と聞かれると、実に回答に困ります。


ある取引先の方が教えてくださいましたが、それは「雑貨屋テイストじゃないか」とおっしゃっていました。


簡単に言ってしまえば、「なんでもあり」なんですよね。
そこに意味するものは、人に美しく見られるがためだけの住宅ではなくて、自分の趣味にあった、自分の落ち着くテイストで、自分に合った暮らしをしたいというこだわりが表れたものです。


次のプランは、どんなネームングの家が飛び出してくるのでしょうか?




〜緊急!全国一斉「賢い家づくり勉強会」のお知らせ〜


参加費用:1家族様500円
(ブログを見ているで無料)


[日時]
1/27(日)13:30〜15:00

[場所]
メッセウィングみえ

[定員]
先着5組様(残り4組様)

[ご予約]
・お電話 059-229-7200
・WEB http://lien-house.com/rhouse/



R+house津のオフィシャルホームページは、こちら


R+houseで家を建てなければいけない必要はありません。私たちのことを信頼できると思って頂いたときに、ご相談して頂ければと思いますので、匿名でも結構です。お気軽にご参加ください。
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