お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

ガルバニウム鋼板


相可台I様邸では、外壁工事に入りました。
こちらはプロバンス風のデザインの家となりますが、プロバンスというと塗り壁が主流となります。


ところが、この塗り壁…
味があって最高なのですが、メンテナンスが大変です。
10年に一度は塗装が必要となりますし、その費用も70万円〜100万円程度は必要となります。
また、風通しや日当たりの悪い面には、当然のように苔が生えてしまいます。
それも味と言えば味なのですが、それを嫌う人には向かないですね。


そこで、I様が採用されたのは、塗り壁調の金属スパンサイディングです。
金属サイディングと言うと、よく美容室などで使われる縦のボーダー柄しかイメージが沸かないことと思いますが、こういった意匠性に優れた柄もあるのですよ。
時々、水をかけてあげてメンテナンスをすれば、長くキレイに使える優れた素材となるのです。


この金属サイディングに使われるガルバリウム (Galvalume) 鋼板は、1972年にアメリカ合衆国のベスレヘム・スチールが開発したアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板の名称であり、日本国内では「ガルバ」呼ばれることが多いです。
日本工業規格 (JIS) では、JIS G3321(溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板)で規定されている商品です。


この素材は耐久性が非常に高く、塗装は少しツヤ等が無くなるかも知れませんが、そこを我慢すればフリーメンテナンスに近いものがあります。
また非常に軽量であるため、耐震性にも優れています。


勘違いされやすいのは、その断熱性能ですが、
金属なので暑いと思われがちですが、断熱材を挟むサンドイッチ構造になっているため、15mm厚のガルステージZERO-J(熱貫流率1.62W/㎡K)と同等の断熱性能を得るためには、一般的な窯業系サイディングでは何と約84mmの厚さが必要になるのです。
通常張られている窯業系サイディングは15mmですので、その性能の高さがわかりますよね?


これにより、暖房費などの光熱費を削減でき、省エネルギーで、CO2の削減に貢献しますので、R+houseには相性の良い素材と言えるのです。




〜各種勉強会のお知らせ〜

[コース]
◇トータル資金勉強会(90分)
◇賢い家づくり勉強会(90分)

◆オプション
「本当の知識を身につける、太陽光発電システムとは?」(30分)
「IHとガス、比較料理体験」(60分)


[時間]
9:00〜21:00(開始)
[場所]
□R+house津(津市大門1-32リアンビル1F)
□松阪店(松阪市駅部田町123-3エクセレントビル2F)


[ご予約]
・お電話 059-229-7200
・WEB http://lien-house.com/


R+house津のオフィシャルホームページは、こちら


R+houseで家を建てる必要はありません。私たちのことを信頼できると思って頂いたときに、ご相談して頂ければと思いますので、匿名でも結構です。お気軽にご参加ください。
お客様の意に沿わない押しかけ営業や電話攻勢は一切ございません。