お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

Rが得意な家

R+houseの得意とする家は、一般的には工務店を悩ませる家。
画像のような高低差のある土地や変形地
日当りの悪い土地など条件が難しい時こそ、一般的な建築の知識だけでなく、幅広い知識と豊かな経験を持った建築家の手を借りるべきですね。


建築家と工務店は、とても良い緊張関係を持ってやっています。
社内で設計をすると、自分たちが作りやすいものを作るという方向に走りがちです。
が、これは良いものを作るという意味ではマイナスに作用します。


お客様にとって本当に良いものを、中間の立場でジャッジメントしながら、アーティストとしての感性を最大限発揮してもらって良いものを作ってくれる。
それが建築家の役割なのです。


彼らは、24時間365日家の設計のことしか考えていません。
わずか3回の打合せで決めることができなければ、赤字経営になってしまいます。
3回分の打合せ+設計費用は、145,000円いただきますが、
その145,000円には旅費等も含まれていますので、東京から3往復すれば約10万円。それで図面を書いていては、当然赤字なのです。
成約になれば設計費を支払うことになりますので、アトリエ建築家が全力をあげた渾身のプランは、さすがに唸るものばかりです。


建築家に支払うお金がもったいないと思われる方もみえると思いますが、実は、この3回というルールを設けているため、そうではありません。
もし、工務店にいる設計者が書いたプランであっても、それは項目名としての設計費があがっていないだけで、現実にはその設計者の日当等が嵩んでおりますので、その分見積書の見えない部分に載っているだけなのです。


何度も何度もプランを書き直して時間を取られているよりも、3回の打合せで決まる建築家の方が安くあがることもあるのです。


これが、R+houseのRule(ルール)とaRte(アート)に隠された秘密なのです。


次回、トータル資金勉強会の残りは10席です。
5/13(日)13:30〜15:00
ご予約をお待ちしております。

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