土地を選ぶ際に、大きな決断のひとつが
奥様の実家、ご主人の実家
どちら寄りに家を建てるかということです。
昨今は、どうも奥様の実家寄りに建てる方が大半という時代になりました。
忙し過ぎるご主人はあまり当てにはならないので、
子どもに何かあった時などに、奥様の実家の近くの方が便利だからという理由が大半でしょう。（もちろん女性が強くなったということもありますが・・・）
「家族」の面倒をみるのは大半が女性であり、
男は家のことを何もしないと言われますが、最近は共働き夫婦が多いため、その図式も壊れています。
そうすると住宅設計においても、大きく影響することが沢山あります。
今までは単純に奥様の身長に合わせていた洗濯竿も、
洗濯はご主人の係かも知れません。
キッチンの高さだって単純に奥様に合わせていても、洗いモノをするご主人は大変です。
もしかすると、家を建てるということは
その役割分担とかも一度整理しきちんと話し合うのに良い機会なのかも知れませんね。
あるご夫婦は、「お手伝い」という言葉が嫌いと言われました。
「お手伝い」という表現は、誰か主になるものがいるといった考え方で、うちは何でも皆でやる。気がついたものがやる。手が空いているものが一緒にやる。
といった考え方なので、誰の仕事でも無いと言われるのです。
各家庭がどんな形態を取ろうが、それは家族の勝手です。
家づくりを考えた時に、ぜひ一度話し合ってみてください。
もしかしたら、いろんな不満が爆発し、それを解決することによりさらに家族の絆が深まるかも知れません。
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