珪藻土塗り - お家のことを勉強するブログ

今週の土日に公開される名張市Ｍ様邸「どこか懐かしさを感じる家」も完成間近ということで、今日は施主様自ら玄関ホールの珪藻土塗りにチャレンジしていただきました。

Ｍ様邸完成観賞会へのご予約はこちらからどうぞ。

本日の先生は、高橋社長。
もともとが基礎工事、左官工事の職人を経てきた社長に手ほどきをお願いしました。

まずは、プラスターボード(壁材)へと下地の塗り込みです。
手ほどきを受けて、施主様自ら施工…。
最初は、なかなかコテにうまく珪藻土が乗りませんが、徐々に慣れてこられました。

二人で頭にタオルを巻いている姿は、職人そのもの。
ですが、なかなか思うように手は動いてくれません(笑)

今回塗られたのは、あのエッグウォールを製造している会社が作っている「天然スタイル土壁」ということで、やはりキューピーマヨネーズ工場から大量に出る卵の殻を利用した商品です。

この商品は、5つの天然素材を独自ブレンドすることでできあがっています。

1.宮城のゼオライト
2.卵の殻
3.米国産の珪藻土
4.岡山の炭酸カルシウム
5.千葉のつのまた糊

ということで、自然素材にて作られています。
一般的に珪藻土はとても安全な自然のものと思われがちですが、実はそうでもない難点があります。

珪藻土は、植物性プランクトンが長い年月をかけて化石になったものですが、高温焼成することにより着色のしやすいよう珪藻土の色を白くするため、発がん性物質である結晶性シリカを生成するため、健康に気遣うお客様は敬遠されることもあると言われます。

この天然スタイル土壁は、米国セライト社の所有する、もともと白い生の珪藻土の産地から輸入することで高温焼成する必要がなく、発がん性物質を含まない安全な珪藻土を使用しているのです。
また、セライト社のこの珪藻土は、キリンやアサヒビールのろ過材として採用されているので、安全性は高いことが立証できます。

ご夫婦とも、とても器用で終わり頃には、まるで職人のような手さばきで様になっていましたね。

選ばれた色にもとてもご満足いただけた様子でした。
世界の銘木チーク材の玄関ドアを開けると、この壁が目の前に現れてとても素敵です。

佑汰監督からもＯＫということで、無事作業を終える事ができました。
完成観賞会では、この壁にも注目してくださいね。

奥様お気に入りのキッチン…じゃなくて「お勝手」というイメージも施工され、風情のあるリビングも形になってきています。
ちょっと見慣れないどこか懐かしい家ですよね？

■名張市のM様邸完成観賞会先行予約開始
http://lien-house.com/rhouse
8/24(土)10:00-12:00　鈴鹿市T様,明和町F様(残3組)
8/24(土)13:00-15:00　愛知県K様,鈴鹿市Y様(残3組)
8/24(土)15:00-17:00　(残5組)
8/25(日)10:00-12:00　(残5組)
8/25(日)13:00-15:00　松阪市O様(残4組)
8/25(日)15:00-17:00　津市H様(残4組)