お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

七夕にプラン提示


2013年7月7日七夕、O様が夢にまで見たマイホームの形が目の前に登場しました。


建築家は、ハウスマネジメントの天才と言われる三原宏文先生。
コンパクトな住宅に要望を詰め込むことに関しては、右に出られる方は少ないという情報の元にマネジメントさせていただきましたが、そのとおりでした。


O様が席についていただいた目の前には、プレゼン資料が置かれていますが、まだ開けることができません。


前回のヒアリング時の確認が行われた後、いよいよページをめくるのかと思いきや、しばらく後ろを向いていてください…。
ということで、三原先生は、引っ張る引っ張る(笑)
ドキドキしているご夫婦の心配のなかで、いきなり模型の登場となりました。



やっぱり住宅って立体なんですよね。
平面図を眺めていても、前面の道路から窓を通して、部屋の中がどこまで見えているのか?風がどのように抜けていくのか?など
平面図やパース図だけでは、どうしても見逃しがちですが、実は暮らしていくなかで、風や光は一番大切なことではないでしょうか?



三原先生は、iphoneの照明を使い、冬の日差しや夏の日差しにより、室内のどこまで陽が差し込むかもわかりやすく、プレゼンしてくださいました。
こういったことが簡単にできるのも、模型の魅力ですね。
パソコンのCAD上でもできると思いますので、模型を作ってもらえない会社で建築される方でも、こういったことは必ず見せてもらってくださいね。


間取りが気にいったと思っても、現実に住んでみたら暗いとか、風が抜けないとかよくあることで、もう簡単には修復できない項目です。



まるで50坪の家を建てるの?というような沢山のご要望を、三原先生は、なんと約28坪に収められました。


今回のプランで特筆すべきポイントは、伝えられないほどありすぎるのですが、その中でも3点だけ上げさせていただきます。


■なんと北側に吹き抜け


吹き抜けというと、一般的には南側をイメージしますが、O様邸の吹き抜けは北側です。


考えてみてください。


南ばかり明るいと、当然北側は暗くなります。
北側からは陽が差し込まないというだけであって、明りが入らないわけではありません。
北側の明りも家の中に取り込むことにより、部屋全体の明るさを安定させることができるわけですね。
施主様の心を読み切り、部屋の中全体が明るい家を見事にプランニングされました。


■ネイルスペース


奥様の趣味のネイルスペースを準備
玄関から近い場所から、奥の場所への変化を建築家はうまくまとめています。
玄関から、リビング、ダイニング、キッチンと奥へいくほど、パブリックスペースから、プライバシースペースへと繋がっていくわけです。
2Fへの階段を登ったところに設けられたネイルスペースですが、ここからも先へ進むほどプライバシースペースへと変化していきますので、扉の位置等うまく考えられています。
さすが、暮らしをデザインする建築家ですね。


■敷地への配置


建物の配置は、どこでも単純に東南から陽を受けるように置かれるもので、ややもするとその反対の北西にはまったく目を向けていないプランを多く見かけます。
せっかくの敷地ですから、この北西も含めて、すべてを有効活用しているか、とても大切なチェックポイントですよね?
建築家は、ご主人の仕事の道具のことなどを考慮し、実にうまくまとめてきました。このあたりは、ヒアリングのうまさでしょうね。


新築される方は、大きなお金を出してその敷地全部を購入しているわけです。
余っている北西部分であっても、同じように大きなお金を払っているわけです。できれば余ることなく、敷地は有効に使いたいものですね。


若い三原先生ですが、どうして実力者として認められているのか、よくわかりました。完成後のメンテナンスについても、しっかりとO様にご説明されており、長く大切に使ってほしいという気持ちがとても良く出ているプレゼンテーションでした。






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