お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

配線打合せ


画像解説)R+パネルで囲まれたN様邸。木造在来工法+ドリフトピン+R+パネルと今考えられる最高峰の木造建築構造に、アトリエ建築家の耐震性に優れた正方形の設計力。将来を先取りした「長期優良住宅」。


本日は、画像の鳥羽市N様邸の配線打合せが行われました。


R+house津では、もちろん建築プランニング中に同時に照明プランも考えていきますが、ややもすると間取りなどすべて決定してから、取って付けたようにメーカーに丸投げの照明プランを提出している会社もあるそうです。


でも、考えてみてください。
きちんとした内観パースまですべて仕上げていくような余裕のある会社は別として、一般的にはそこまで手が回りませんので、単なる間取り図にて照明プランを考えてもらっているということになります。


それでは、いくら優秀な照明プランナーがライティングプランなどと格好をつけたところで、内観のイメージがわからないのにいいプランが出てくるはずもありません。


まして最低限の展開図も出てこない会社では、立体的に部屋を想像することがプロである私たちでも難しいのです。


展開図はご存じでしょうか?
住宅の室内より横から、北、東、南、西の四方を見た投影図です。
各部屋の天井高、窓の位置や高さ、出入り口と家具の関係、棚や設備器具の位置、仕上げ方法などがなどが示されます。


実は、この設計図面がしっかり描けていることが、しっかりした会社だと考えていただいて間違いないと思います。


要は家を建てる際に、どうしたら失敗をなくすことができるのか?をきちんと追及しているかどうかの姿勢ですね。


私たちは、そうした図面と同時に照明プランを考えて、メーカーにおられるライティングプラン専門の技術者と打合せをいたします。
照明器具は、その照らすものとの距離感、照らす範囲、色など、考えるべきものが沢山あるのです。


そしてプレゼンされてきた照明プランを検証し、お客様に提出する前に、平均4〜5回修正をお願いします。
それはいくら図面上にきちんと内観を現しても、照明プランナーはその健材の材質や微妙な色の違い、機能までは把握していないことが多いからです。


たとえばN様邸では、旭硝子製の光床を採用しますが、その2F床を通して、玄関へと光が落ちてきます。
これは、窓が無くて暗くなる玄関に幻想的な光を落とすための建築家の妙ですが、この材料を知らない照明プランナーが良いプランを描けるはずもありませんよね?


そうして決まった照明プランによる照明の位置やそれらのスイッチの位置、コンセントの位置など、細部にわたり最終確認を行うのが「配線打合せ」なのです。


照明スイッチひとつにしても、トイレの外側につけるのか?内側につけるのか?階段の上下のように、どのスイッチとどのスイッチを連動させるのか?
など結構難しいものなのです。


いくら展開図をはじめとする図面にて確認しているとは言え、やはり上棟された実物を見ると、またイメージが湧きやすくなります。
本日は、実際に現場にてひとつひとつ位置確認を行い、N様ご納得のプランを完成していただきました。


迷われたのがリビングの照明についてですが、そのことはまた折に触れお話させていただこうと思います。




R+house津のオフィシャルホームページは、こちら


■お客様との信頼関係の証!お客様の住んでいる家3棟完全予約制観賞会

ご予約はコチラ→http://form1.fc2.com/form/?id=758792


■完全予約制!個別勉強会開催中

ご予約はコチラ→http://form1.fc2.com/form/?id=758792


R+houseで家を建てなければいけない必要はありません。私たちのことを信頼できると思って頂いたときに、ご相談して頂ければと思いますので、匿名でも結構です。お気軽にご参加ください。
お客様の意に沿わないアンケートや押しかけ営業、電話攻勢は一切ございません。