お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

トイレの場所


画像解説)年配の方には叱られるかも知れませんが、あえてルール破りの和室。開口部を大きくするために3枚引き違い戸にし、高さも2,300mmほどに上げた美しい和室。




どの家でも必ずあるトイレですが、2Fにも必要かどうか迷うところです。
三重県の田舎では、家が大きいので両方にあるのが普通と考えられていますが、都会のコンパクトな住宅では、トイレは1個が普通になります。


2Fにもあるメリットは、
□夜、トイレに起きた時に近くて便利
□来客時にもゆっくり使用できる
□朝の忙しい時間に別れて同時に使える


逆にデメリットは、
□1畳ほどのスペースを取ってしまう。
□掃除がその分大変。


などがあげられます。


どちらにせよ、そこで生活するには必ず必要なスペースとなりますので、十分に悩んで決めていきましょう。
ちなみに、今週ご鑑賞いただける「スローライフな家」S様邸では、トイレは1Fのみとしました。


その場合に、どのようなプランがいいのか?
建築家の先生と話し合うことにより、次のことがみえてきました。


トイレは誰もが使う場所で、しかも、その時間は定期的ではない。
それを考えると、様々な場所からトイレに向かうことになります。


帰宅して、トイレに一直線に向かうかも知れませんし、就寝時やTV観賞時、家事の途中など、どこから向かうとは決まっていないのです。


すると、あっちからは遠くて、こっちからは近いなど、設置場所によっては不便をきたす場合も出てくるのです。


そこで建築家は、トイレを通過動線の一部と考えることが多いようです。
つまり、通り道に配置するということです。


S様邸では、ほぼ家の中央近くに配置し、しかも2Fトイレが無いことから、階段下即という位置に設置しました。
これにより、玄関やリビング、キッチン、洗面、和室とすべての部屋からの距離に大差はなく使用することができます。


嬉しいことに、リビングからはわずか半畳ですが、入り込んだ位置に配置していることにより、トイレで大切なプライベート感も保つことができました。


コンパクトな家ですが、隅から隅まで、ひとつひとつにすべて意味が存在します。考え尽くされた建築家の妙を、ぜひ完成観賞会では感じてください。
さっと見てしまえば5分で足りますが、じっくりと考えて見ていただければ90分はかかると思います。


なお当日は、アトリエ建築家との家づくりのビデオもご覧になることができます。ソファに腰かけて、ゆっくりとご鑑賞くださいね。




〜第三回アトリエ建築家の作品「完成観賞会」のお知らせ〜


■藤田 摂先生設計の「スローライフな家」


2012年、日本中で建った住宅の中で最も注目されるべき家が完成しました。
三重県外からも沢山のご予約をいただいております。
R+house津の圧倒的なパフォーマンスをご覧ください。


日時:12/22(土)-24(日) 10:00-17:00
場所:津市河芸町杜の街

【空き状況】
 22日:06組様
 23日:06組様
 24日:07組様


※1日限定10組様(予約優先)
※抱っこで観賞できないお子様の入場はできません。隣の公園で託児スタッフとお待ちください。


ご予約は、こちらからどうぞ




〜各種勉強会のお知らせ〜


参加費用:1家族様500円
(ブログを見ているで無料)


[コース]
◇トータル資金勉強会(90分)
◇賢い家づくり勉強会(90分)


◆オプション
「本当の知識を身につける、太陽光発電システムとは?」(30分)
「IHとガス、比較料理体験」(60分)
「アトリエ建築家の腕」(15分)


[時間]
9:00〜21:00(開始時間:お好きな時間にスタート)
[場所]
□R+house津(津市大門1-32リアンビル1F)
□松阪店(松阪市駅部田町123-3エクセレントビル2F)


[ご予約]
・お電話 059-229-7200
・WEB http://lien-house.com/rhouse/


R+house津のオフィシャルホームページは、こちら


R+houseで家を建てなければいけない必要はありません。私たちのことを信頼できると思って頂いたときに、ご相談して頂ければと思いますので、匿名でも結構です。お気軽にご参加ください。
お客様の意に沿わないアンケートや押しかけ営業、電話攻勢は一切ございません。