画像解説)大屋根に包まれていると不思議と安心感がある。また、そこに木の構造が表されていると妙に落ち着く。子どもの頃から、京都や奈良の寺院を見てきたからだろうか…?
室内に吹抜けを造る大きな理由は、やはり解放感。
広々と気持ちよく暮らすのが目的ですよね。
天井が高いことによる犠牲もありますが、気持ちよく暮らせるものです。
Rの家では、玄関を開けたところから家丸ごとが魔法瓶状態を保ちますので、わざと冷暖房を家全体に回してあげる効用もあります。
じゃあ、すべての天井を高くしたらもっといいかと聞かれると、そうでもないことに気づきます。
逆に天井が高すぎると、ややもすると落ち着きを無くしてしまうのです。
やはり、程よく一部に吹抜けがあるから気持ちがいいのですね。
吹抜けと言うと、南面の光を室内にふんだんに取り入れるイメージがありますが、それだけではありません。
今週末に完成観賞会でご覧いただける「スローライフな家」にも1.5畳ほどの吹抜けがありますが、そこには大きな屋根が下りてきていますので、日が差し込むことはありません。
この吹抜けの意味は「上下階の関係をつくりだす」ことにあるのです。
コンパクトな家に吹抜けを作ると、さらに居室は狭くなると一般的には考えてしまうのですが、あえてアトリエ建築家は吹抜けを造りました。
人間の感覚はスケールで何cm、何mと測ったようには感じないものなのです。
あえて吹抜けを造ることにより、上下階の関係を繋げ、お互いの気配を感じあえるようにしたのです。これにより、2階居室という区切られた空間が、階下との繋がりで大きく感じるのですね。
そのために、吹抜け部分には一般的には腰壁と呼ばれる1,100mmほどの壁を立ち上げることが多いのですが、4〜5本の横バーを付けただけの簡単なものとなっています。
ここは建築通のお客様には、ひとつの見どころですね。
家は平面で構成されているのではなく、空間として構成されています。
暮らしの動き、家族の生活を十分なヒアリングで掴んでいるからこそ書けるプランなのですね。
今日は、たまたま他社様と現場で会いましたが、
このコンパクトな家で、いっそのこと玄関ホールを無くしてしまうなんて発想は、やっぱり相当な腕の建築家しかできないと舌を巻いていました。
アメリカに行くと、一般的には玄関のない家の方が多いそうです。
それは、まず靴をぬぐ習慣がないのでホールがいらないこと。庭が広いので外から家の中が見えないことが影響していると思いますが、この家で小さな時から育つお子様は、なんの違和感もなく暮らしていくことでしょう。
自分たちの家なのですから、自分たちには必要の無い固定観念は捨ててもいいのではないでしょうか?
〜第三回アトリエ建築家の作品「完成観賞会」のお知らせ〜
■藤田 摂先生設計の「スローライフな家」
2012年、日本中で建った住宅の中で最も注目されるべき家が完成しました。
三重県外からも沢山のご予約をいただいております。
R+house津の圧倒的なパフォーマンスをご覧ください。
日時:12/22(土)-24(日) 10:00-17:00
場所:津市河芸町杜の街
【空き状況】
22日:06組様
23日:06組様
24日:08組様
※1日限定10組様(予約優先)
※抱っこで観賞できないお子様の入場はできません。隣の公園で託児スタッフとお待ちください。
ご予約は、こちらからどうぞ。
〜各種勉強会のお知らせ〜
参加費用:1家族様500円
(ブログを見ているで無料)
[コース]
◇トータル資金勉強会(90分)
◇賢い家づくり勉強会(90分)
◆オプション
「本当の知識を身につける、太陽光発電システムとは?」(30分)
「IHとガス、比較料理体験」(60分)
「アトリエ建築家の腕」(15分)
[時間]
9:00〜21:00(開始時間:お好きな時間にスタート)
[場所]
□R+house津(津市大門1-32リアンビル1F)
□松阪店(松阪市駅部田町123-3エクセレントビル2F)
[ご予約]
・お電話 059-229-7200
・WEB http://lien-house.com/rhouse/
R+houseで家を建てなければいけない必要はありません。私たちのことを信頼できると思って頂いたときに、ご相談して頂ければと思いますので、匿名でも結構です。お気軽にご参加ください。
お客様の意に沿わないアンケートや押しかけ営業、電話攻勢は一切ございません。