お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

デザイン

この吹き抜け大空間の角にある窓
見渡せる角度が広がるため、この画像以上に外部の景色がパノラマに広がります。
また、例えば東面と南面の角であれば、早朝からほぼ一日、陽が射しこむことに利用できます。
しかし、木造軸組み在来工法では強度の問題があり、実現が難しいですね。


R+パネル工法では、いとも簡単に実現できてしまいます。


でも、こんな吹き抜けを作ったら光熱費が…。


圧倒的な高気密・高断熱を誇るR+houseでは、逆に吹き抜けを作った方が効率的なのです。もはや、ドアで各部屋を仕切るという概念は存在しません。
家全体が魔法瓶のようにくるまれているのです。


したがって、逆に吹き抜けを作らないともったいないです。
LDKで暖めた空気を効率よく、家全体に回してあげたいわけなのです。
もちろん計画換気システムにより、空気は回りますが、吹き抜けがあった方が効率的に2階にも暖かい空気などを送りこめますよね?


R+の家は、この真冬でも
LDKの暖房1台で、玄関を開けた瞬間から暖かく、洗面所やトイレ、2F居室までも温度差が少ない空間ができあがるシステムなのです。


実は、このことは「快適」という一言で片づけられるものではありません…。


平成22年のデータでは、交通事故死者数は全国で4,863人です。
それと比較し、家庭内でヒートショックにより亡くなった人は、14,000人。
なんと2.5倍以上なのです。


つまり、車が行きかう道路を歩くよりも、家の中でお風呂に入ったり、トイレに行ったりする方が、約2.5倍も危険だと言うことです。

海外では、高気密・高断熱住宅は当りまえであり、
日本のように浴槽に浸からない生活習慣がこのような大きな差を出していることと想像できます。


一般住宅にお住みの方、40歳が近くなったら入浴時は高速道路を歩いているようなものですよ?特に冬場は、脱衣室が10度→浴槽40度→脱衣室10度なんて過酷な環境なのです。