お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

日当たり

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日当たりが良い家を望まれる方が沢山みえます。

とは言いながら、分譲地などを見ているとせっかくの日当たりが良い家もこの時期になると大半がシャッターが閉まっていたり、カーテンが閉められていたりすることがほとんどです。

 

これらはおそらく高性能ではない住宅であるために、日当たりは良い家だが、冬場は寒くて一度シャッターを閉めたり、カーテンを閉めたら、その方がずいぶんと暖房効率が良いことに気づいたからでしょう。

 

本当に日当たりが好きなのかどうかも検証する必要がありますね。

室内が「明るいのが好き」と「陽が差し込むのが好き」は異なります。

 

陽が差し込み眩しいのが苦手な人は画像のような住宅はいただけないことでしょう。

 

事務所ビルなどは、日当たりのきつい南側の方が仕事がしにくく冷房費もかかることから賃料が安かったりします。

 

また美術館などの芸術品鑑賞にはこの日射しは邪魔であり、観賞を妨げること、作品を劣化させることなどから、ほぼ北側にしか窓を配置しません。

 

要は自分たちの特性を知らないとダメということです。

 

 

今のように高気密・高断熱住宅が登場する前は、

「家のつくりようは夏をもって旨とすべし」と言われました。

 

これは、冬は上着を羽織るなどどうにでも過ごせるが、夏はどうしようもない。住まいは夏の暑さ対策を基本に作ることが大切だということですね。

 

自分たちが暑さに強いのか?寒さに強いのか?も検証する必要があるということになります。

何でもかんでも閉鎖して、高気密高断熱だなんて謳っていることはチャンチャラおかしくて、それはあくまでも基本ベースのお話であり、後はいかに自分たちの暮らしにマッチする住宅を設計するかということになります。

 

 

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・2014.R+house建築家が選ぶベストアドバイザー受賞

・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績4年連続全国1位受賞

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