お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

話だけじゃなくて、本当に気密測定をしている?

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「心が解(ほど)ける家(建築家:柳能展先生)」の気密測定が行われました。

UA値は机上の計算で算出するものですが、このC値(相当隙間面積)は建築現場にて有資格者が測定しないことには出ません。

 

国の省エネ基準では C値を測定する必要がないため、その重要性にもかかわらず大手ハウスメーカーでも軽視され、ほとんど測定すらされていません。されているとしたら一条工務店くらいかな?

 

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こちらが気密測定の様子ですが、「気密測定器」は送風機で住宅内の空気を外に出し、その時の送風機の風量(通気量)と圧力差の関係からすき間面積を求めるのです。


すき間が小さければ、少ない通気量で圧力差は大きくなります。逆にすき間が大きければ、いくら通気量を大きくしても圧力差は大きくなりません。これはすき間からどんどん空気が入ってくるため、圧力差が生じづらくなるためです。

本当に正しい値が出ているのか?

わざと窓を開けてみると、きちんと開けた分の面積が記録されるので、概ね正しい数値が出ていることは間違いありません。

 

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今回の測定結果ですが、

家全体の隙間が19cm2ということで一般的な名刺(49.5cm2)の半分以下の隙間しかないことがわかります。

これを家の内部空間面積135.12m2で割ると、0.1406cm2/m2ということで、C値は0.14と言われます。

 

2020年のアール津では、この値が0.2を超えたら壊して再度建てなおすことと指令を出していますので、間違いなく0.2未満のものが出来上がります。

 

今回も大工はホッとひと息といったところで、内部造作工事へ安心して進んでいけるようになりました。

 

SNSを見ていると、未だ「機密測定」なんて書かれている記事を見かけますが、きちんと理解していないからそういった漢字を使ってしまうのでしょうね?

もう笑うしかありません。

 

 

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・2014.2015.R+house全国大会法人の部2年連続全国3位受賞

・2015.R+house全国大会個人の部全国2位受賞

・2014-2017.kitchenhouse納入実績4年連続全国1位受賞

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