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アール津からのお便り

ルーフィング

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上棟時の最後の仕上げは、屋根のルーフィング敷きになりますが、この作業を見ているだけでも建築会社の姿勢はわかるものです。

 

一般の方は、雨から屋根を守っているのは屋根材だと考えていると思いますが、屋根材は雨が直接進入するのを防いでいるだけであって、家を雨から守っているのはルーフィング(防水シート)なんです。

 

屋根材の役割は外観を見栄え良くするのと、直接雨を進入させないことです。

実は、屋根材はいわば滑り台のように雨を流す役割しかなく、完全に雨を進入することを防ぐことはできません。

 

このように進入してきた雨から家を守るのが、ルーフィングの役目です。

 

そんな大切な部材であるにも関わらず、その施工には「?」がついてしまいます。

それは、タッカーと呼ばれる大きなホッチキスみたいな針で野地板にパンパンと叩いて留め付けていきます。

ちょうど、ホッチキスの受けの部分を開いて、針が出てくる方で屋根に叩きつける感じですね。

 

ホッチキスが留め損ないがあるように、このタッカーもルーフィングに直角に綺麗に当てないと針が曲がったり、潰れたりと雨水の侵入の原因に成りかねません。

 

私たちはこのことを嫌い「粘着式」、つまり裏に糊が付いたシール式になっているルーフィングを使います。

 

気になる価格は、

安いアスファルトルーフィングで20M、5,000円くらい

粘着式の改質アスファルトルーフィング(ゴムアス)で20M、10,000円くらい

約2倍ですね。

 

正直、屋根屋さんに聞くと、

 

ルーフィング材に何を使うのかは、なんと屋根屋さんに任せていて自社は何を使っているのか知らない…なんて建築会社がほとんどだと聞きます。

 

そのことを危惧し、屋根屋さんが良い商品を提案しても、「それはなんぼや?」とお金の話になってしまい却下されるだけだと言うのです。

 

それはお客様にはわかりませんから、安い商品を使った方が利益が高いというわけですね。

 

建築の世界って知れば知るほど怖い世界なのです。

 

 

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