画像：「耳を澄ます家」様のモルタル仕上げダイニングキッチン。
10月20日、21日に完成観賞会が行われる「居場所を見つける家」様では、内部の壁・床に「モルタル仕上げ」を多用し、古材やアイアンでアクセントをつけています。
８ＨＥＲＢ様を彷彿させるこの「モルタル仕上げ」は、特に女性陣に大人気。
なんとも言えないマット感や経年劣化の味わいがたまらないようです。
大人気の「アーバンリサーチストア」を見ても、このモルタルと古材、アイアンの仕上げにて、抜群のセンスを生みだしています。
このモルタル。
コンクリートは、セメント（粉）に「砂」＋「砂利」＋「水」を調合し、混ぜ合わせたものですが、モルタルは、この中で砂利を除き、ソフトに混ぜ合わせたものです。
モルタルは柔らかいので、コンクリートの表面の仕上げやブロックの接着など、調節をするときに活躍するものということになります。
ただ欠点は、
・ひび割れを起こしてしまうこと。
・施工が難しいため、デコボコができてしまうこと。
・白い結晶（水酸化ナトリウム）が出てくる場合があること。
・常に歩くところなどは、黒く汚れたシミのような経年劣化を起こすこと。
などがありますので、その導入は
そういった経年劣化を許せる、むしろそういったヒビ割れなども味だと感じていただける人にしか推奨できないものです。
アール津の織りなすモルタル仕上げのバランスを取った美しい佇まいをぜひ完成観賞会にてご実感いただければと思います。
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