お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

完成観賞会「心が見える家」


二日間に渡って行われました完成観賞会「心が見える家」。
沢山の方にご来場いただき、無事に終了しました。


なお、どうしても仕事の都合で見れなかったってお客様は、ご連絡をいただければ引渡し前の19日午前中までは時間が合えば見学いただくことも可能です。
その際にはお電話をくださいませ。



さて、今日は観賞会にて気づかれた方、気づかなかった方と
いろいろいるかと思いますが、アール軍団の腕の見せ所であるプロの技をご紹介。
違いがわかるお客様に勉強をしていただければと思います。



まずは、この外壁。
ガルスパンの外壁が倉庫っぽく見えてしまうこともある要因として、その角々にコーナー材と呼ばれる淵取りがついてしまうことですが、今回は思いきってそのコーナー材を外して、6M以上もあるガルスパンを直角に曲げてみました。


外壁材の「割り」がありますので、うまく角には外壁材の良いところで折れるようにしないといけません。ギリギリ端が来てしまったら、曲げても変になります。
緻密な計算が必要で、おまけにこれを曲げるための機械も何もありません。ありえないような原始的に手で曲げていく仕事をこなしてもらいました。



台風等の影響で遅れている外構工事中ですが、何が凄いのか?見つけられますか?


玄関エントランスの壁が斜めに造られていますので、その先端は斜め壁に対して直角になるはずですが、よく見ると違いますよね?


これは玄関ポーチに対して平行に細工させていただきました。
これにより、現在進行中の外構デザインが生きてくるのです。



いわゆるスケルトン階段と呼ばれる「蹴込み」という階段を上がる際につま先が当たる部分が無い階段です。
しかし、最上部には2階の床部分が現れるので、蹴込みを入れました。


普通に造れば、当然クロス巻きですが
今回は、そのデザイン的なものもあり、オーク材の板張りにしています。
またそこには、1、2階の繋ぎ目として中間廻り淵と呼ばれる部材がついていたり、鉄骨階段の側が伸びています。


つまり単純に長方形にカットしても収まらないわけですね。


棟梁は、当然のようにその出っ張り部分に美しく切り込みを入れて、ピタッと収めています。


「大工は隅で泣く」という言葉の通り、このような隅っこをつくることが最も難しく時間がかかり、親方に遅いの汚いのとののしられ、現場の隅っこで泣いたものですが、このようにピタッと合わせられるのは気持ちがこもっている証拠ですね。


これがアール津の家です。
「家の差は?」と聞かれれば、それはやはり「職人の差」なのです。
その職人たちに思いを持った美しい仕事をしていただくために、いろんなことを考えて職人教育をしていくのも、私たち工務店の大切な役目なのです。




■「完全予約制」賢い家づくり勉強会・トータル資金勉強会
ご予約はコチラ→http://form1.fc2.com/form/?id=758792


■合計38ご家族様のオーナーズ・ブログも好評です。
http://lien-house.com/


■「完全予約制」お客様との信頼関係の証!お客様の住んでいる家全棟公開中
ご予約はコチラ→http://form1.fc2.com/form/?id=758792




R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。