お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

カウントダウン


さあ、「補い合う家」様の完成観賞会へカウントダウンが始まりました。
久しぶりの津市内での開催となります。
しかも、この分譲地内にはアール津の家が4棟となります(うち1棟は現在も建築中)。


足場も外れ、ウッドジャケットも露わになり、道行く人の足を止めていますがそれよりも注目しているのが、周りの住宅を建てている職人たち。
「そんな外壁、どこから出てるの?どうなってるの?」
と何度も質問を受けています。


昨今の住宅は、工場でつくったものを組立てていることがほとんど。


各メーカーの商品は、表から見れば工夫が凝らされているので素敵に見えますが、簡単に言えばカラーボックスのような商品ばかり。
大工さんとは言いながら、要はカラーボックスの組立て部隊のようになっています。


その材料も、「MDF」と呼ばれるものがほとんど。


これは、木材チップを蒸煮(むしに)加工したものを繊維状に分解し、その繊維木質に接着剤(合成樹脂)を加えて板状に成形したものです。
つまり、私の大嫌いな身体に悪い接着剤を多量に使った商品となります。
その上に、木目などのビニルシートを貼って商品化しています。


もう最近は、何が本物で何が偽物かも区別がつかない世代へと時代も変化していますが、たまにはウッドジャケットのような本物を目にして欲しいと思います。


本物の木は、当然自然界に生えているものですから「水」にも強いです。
これも不思議で何だか木は水に弱いと思っている方が多いです。
木に見せたMDFのような工業製品を木だと思っているのでしょう。


ワインもウィスキーもブランデーも、多くのお酒は木でできた樽で貯蔵されています。これは単に木が耐水性に優れているだけでなく、木が切られたあとも生きて呼吸しているという性質を最大限に生かしているのです。


ちなみに、もともとは無色透明の蒸留酒であるウィスキーやブランデーの琥珀色は、樽で眠っている間に木のタンニンによって自然に着色されたもの。
また、樽は呼吸しているため、中のお酒は少しずつ蒸発しますが、フランスのブランデーづくりの人々はそれを「天使の飲み分」と言っているそうです。
素敵ですね。


私の若い頃、海洋冒険家の堀江謙一氏が小さなヨットで単独太平洋横断を果たし、一躍ヒーローになりましたが、こちらも木造ヨットでした。


「木」の素晴らしさを伝えるのも
木造建築を主とする工務店の役割のひとつと考えています。





●完成観賞会「補い合う家」
10/21日(土)・22日(日)

まだまだの方も、これからの方も、これがアール津の住宅です。
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R+house津では、お客様の意に沿わない追客活動をすべて放棄します。
工務店とお施主様は相思相愛の関係でなければ良い家なんて建つはずもありません。
どうしてもアール津の家に住みたいと願われるお客様だけに資料等も送らせていただきます。ご了承くださいませ。