耳を澄ます家 - お家のことを勉強するブログ

耳を澄ます家の美しい佇まい。
ご覧になられたお客様は、誰もがずっとここに座っていられると
初めて入った室内とは思えない癒しを感じておられました。

木は劣化するからと、樹脂やアルミの木製風にした建材もみかけますが
やはり本物の木の風合いには勝てません。
人間は５感で感じるものですが、その手触り、臭い、視覚などのどれを取っても
本物の木の勝ちですね。

緑を眺めながら食事ができる、この素敵な環境。
三重県ならではの最高のロケーションです。
これがもしも東京ならば、１億円を出しても購入することはできないでしょう。

パネル工法だからこそできる、このＬ型に配置された窓は
人間の視野を１００％活かして、広く山々を眺めることができますね。

ＴＶの背面などをこのように板張りや石張りにすることも多いのですが、
今回は左右が切れているので圧迫感もありません。
使う場所によっては、逆に部屋を狭く見せてしまったり、暗くなってしまったりといったこともありますので
採用するには要注意です。
また、一番目につくところとなりますので、きちんとフローリングと合っているか？
角の収まりは美しいか？
木目や板のサイズはバランスよく張られているか？
など、簡単に真似できるものではありません。