お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

木は暖かい


本物の「木」は暖かいものです。
これを専門的に言うと、「熱伝導性が低い」とか「蓄熱性が高い」ということになります。


熱伝導率とは熱の伝わりやすさを示す単位ですが、
木材は鉄やコンクリートに比べると、熱伝導率はかなり低いです。
つまり熱を通しにくいのです。


このおかげで無垢材は人間の熱を奪いにくいので、肌ざわりがあたたかくなります。


木の中はパイプ状の細胞の集まりがあって、その間を通って地下の水分を吸い上げて成長しています。
これを伐採してパイプ内の水分が抜けると中は空気層になるのです。


この空気は、ペアガラスなどでお馴染みで、実は熱を大変伝えにくい物質です。
アール津の窓は、その1.5倍熱を伝えにくいアルゴンガスを標準で入れていますが…。


アイシネンなどの吹付け断熱材も、実はこの空気層をどれだけ持たせられるか?
が勝負なのです。


そのようなことから、空気がいっぱい入っている木材は熱が伝わりにくく暖かいのです。


数字で言うならば、
コンクリートの熱伝導率は1.6w/m・h・℃


オーク無垢材の熱伝導率は0.19w/m・h・℃


なんと1/10くらいですね。


集成材に木目のビニールシートを張ったフローリングは、材木チップを圧縮して造った資材ですので
空気層はそれほど無くて、しかも板厚が薄く、無垢材とは比較対象にもなりません・・・。



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