お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

触れるもの


住宅には限りある予算があります。
その場合、どこからお金を掛ければいいのかを考えなくてはいけません。


まずは、当然、後から簡単に変えることができない箇所からになります。
基礎、構造、間取り、デザインですね。


次に大切なのは、自分の身体に触れる部分からです。


人間は五感により、脳に訴えかけますので、
身体に触れるものがまずは大切です。
毎日足に触れるフローリングでしょうね。
それは視覚にも大きく影響します。


アール津で人気が高いのは、オーク無垢材の乱尺張りですが、
中にはアメリカンブラックウォールナットで、ミッドセンチュリーテイストを実現したり、
オーク無垢材ヘリンボーン張りを楽しまれる方も多くみえます。


これらは、どういった家具やカーテンなどを置かれるかにも大きく左右しますので
注意が必要です。
各オーナー様は上手に飾っていますので、完成観賞会等でお会いした際に尋ねてみるのもいいでしょう。


また床にタイトモールド工法の基礎だから実現できるタイル張りや土間仕上げにされる方も多く、
その暮らしに合っていれば、何でもありです。


耳を澄ます家では、大きな土間キッチンダイニングで
やんちゃな近所に住む従妹を含めた子どもたちが、外と中を行き来する楽しいご飯の時間を演出しました。
昔の家にも良いところは沢山あり、それを現代風につくれるのも高性能住宅の良いところですね。