私たちの時代は当たり前に使っていた「ドレッサー(化粧台)」ですが、
今はほとんど見かけなくなりました。
お客様にもどこで化粧をするのかを尋ねますが、そのほとんどが今はリビングテーブルなので、子どももいるし、新築をしたら場所を変えたい。
というお返事に留まります。
昔は、化粧台は箪笥や着物とセットで、お嫁入り道具のひとつでしたが、今はそんな高価な嫁入り道具を揃えることも少なく、よくあるのが、その代わりに車を１台持たせるなどです。
時代の変化でしょう。
その変化に合わせて、化粧は人前でするものではない。と言った言葉ももはや死語になっています。
下手な高校に行ったものならば、
授業中は一日中化粧をしていて、登校時と帰校時が別人に変身しているなんて笑い話も聞きます。
こうして時代の変化とともに消えていくモノがあり、そのためにその風習までも変わっていくのです。
男女平等の共働き時代ですから、それは止む負えないことでしょう。
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