新築というと、リビングでのソファー
と想像する人が圧倒的に多いのですが、そのソファー、本当に必要ですか?
欧米では、靴で暮らす文化ですので
ソファに座ることが当たり前かも知れませんが、日本文化ではソファはどうも馴染めません。
もちろん来客の多い家で、いわゆる応接間があれば
ソファーを置くことが必要でしょう。
狭いアパート内にソファを置いている家族も多いのですが、
それは一緒に暮らし始めた当初のラブラブ時を想定したものであって
今では、暑苦しくて並んで座ることもない。
どちらかが占領して上に転んでいる。
といったご家族が多いはずです。
しかもソファーって、実は大きいです。
クラブハウス様とも何度もそのようなことを話し、二人がゆったりとソファで安らぐことを想定した巨大サイズのものを計画。
それに合わせて、建築家にプラン依頼をしました。
こうした広い家では、これも実現できること。
要は、本当にその想像する暮らしのように暮らすのですか?
といったところです。
私たちがつきあう建築家は、難しい顔をして、何か自分の創りだす個性を出したいといった理系の建築家ではありません。
お客様の暮らしをデザインする、どちらかというと文系の建築家なのです。