お引渡し - お家のことを勉強するブログ

本日は、神奈川県在住のアトリエ建築家「齊藤真二先生」自信の作品
森林をつかまえる家のお引渡し。

施主様と私は仕事上の繋がりで、私が彼に電話をする際は、いつも苦情のことばかりで、私はてっきり彼に嫌われていると思っていました。
それが半ば無理やりに営業担当だからと、完成観賞会に参加してもらい、そこから一気にトントン拍子にこの日を迎えたのです。

施主様のご挨拶の中に、
「いつもアール津のメンテナンス等にお邪魔すると、素敵なお客様ばかりでその仲間入りをしたかった。」
と最高の嬉しい言葉もありました。

また、YKKap様の社員として、
「世界トップクラスの樹脂窓APW430を自分の家につけれたことを誇りに思う。」
とのカッコいい言葉も…。

思い返せば、プラン提示のあまりの素晴らしさに、ご夫婦で涙を流されたこと。

その場に、なんと木内先生まで同席されていたこと。

地鎮祭に上棟と、施主様はいつも笑顔で見届けていただき、建築にとても詳しいにも関わらず、建築中も最後の最後まで、ただひとつのクレームも言わずに、いつも素敵な仕事をしてくれているとお褒めの言葉をいただきました。

そしてできあがったこの家

今日も相変わらずの素敵な笑顔で引渡し式が進むはずが…

やはりアール津のお引渡しにつきものの涙を浮かべる場面も。

威勢良く三本締めにて、お引渡しをさせていただきました。

施主様とは仕事上の繋がりで、ふつうは転勤等により縁が切れてしまうものですが、この家に住んでもらうことで、私は一生のお付き合いができるということで、語り合わなくても通じあえる友人をまたひとり手に入れたような喜びが、何よりも大きかったです。

窓から見える景色はすべて森林。
私たち自慢の「美しい佇まいの家」がまたひとつ旅立ちました。
コーディネータも、自分たちの家だってことがはっきりわかっている娘ちゃんといつまでも遊んでいたそうでしたが、津市で建築されるI様のkitchenhouse＆TOCLASショールーム案内のために名古屋へと、この家を後にしました。