お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

素人並みプランの怖さ


画像解説)美しさに吸い込まれる家。アール津のオーナー様は口々に未だクーラーを一度もつけていないと喜んでいただいております。


さて、新築に対して怖いのは、お客様のご要望が何でも通ること。


お客様は一生に一度の家づくり、それに対して建築会社は何棟もの建築経験がある家づくりのプロ。


お客様は、リビングが20畳、和室が4.5畳、2階には6畳が3部屋で、家事動線が一直線など、様々な要望を述べます。
すると、技術力の劣る建築会社では、おそらくそのお客様が述べたとおりの間取りが提出されてくることであり、ブログでお馴染みの名張市のM様邸のように、平屋を希望しているのに2.5階建てのプランが出てくるなんてことは、ありえないでしょう。


お客様にとっては、チラシ等を見て、今まで自分で考えて夢見てきた間取りがそのまま出てくるわけですから、それは嬉しいものですね。
さすが自由設計と思いたいところですが、果たしてそれは正解でしょうか?


まずは、そのお客様の思い描いてきた間取りは、その土地に合っていますか?
各窓により切り取られた景色は確認されましたか?
日当りや風通しは大丈夫でしょうか?


ひとつひとつ丁寧に図面を描いた建築士に確認してみてください。


この窓からはどんな景色が見えますか?
季節により、この窓から日の入る時間と距離は?
夏はどの方向から風が入り、どこへ抜けますか?


そんな当たり前のことですが、家にとっては最も大切な事項のひとつです。


そもそも一生に一度しか家づくりを経験しないお客様の要望をそのまま図面に表すなんて、難しい大学の建築科で学ぶ必要もなにも全く無いじゃないですか?
少し賢いお客様ならば、自分でいくら考えても思いつかないことまで、きちんと気づかせてくれる、感動あるプランニングを期待されるはずですよね?


ところが一般的に建築会社はそんな冒険ができないのです。


なぜならそれは昨日のブログに書きましたように、建築は後契約だからです。
プランが出て、見積もりが出て、それで納得したら契約という手順を踏む会社が多いからですね。


つまり、信頼関係に基づく家づくりではなく、お金のことだけで繋がった家づくりに陥ってしまう恐れがあるのです。


お客様が要望されたことが間違えていると知っていても取り入れないと、契約書に印鑑を押してもらえない。この恐怖におびえているわけですね。
お客様にとって良かれと思う事さえも、発言してずれていたら怖いので言いだせない。そんな営業マンの心理状態なのです。


先契約が恐ろしいと感じられる方もみえると思いますが、
実は怖いのは後契約の方だったわけですね。
このことは建築会社に所属しないと気づかない盲点なのです。


後契約には沢山の弊害があります。
そのことは明日に続きます…。







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09日(土)10:00-12:00 残3組様
09日(土)13:00-15:00 残3組様
09日(土)15:00-17:00 残3組様
09日(土)17:00-20:00(夜の照明観賞会) 残3組様
10日(日)10:00-12:00 残3組様
10日(日)13:00-15:00 残3組様
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