お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

誰が設計しているの?


プライベート空間を求めるお客様が増えています。
確かに、分譲地内など60坪以内の敷地が区分けされている中では、プライベート感はありません。


一般的に、境界までお互いに1M離すとしても、隣家との距離はわずか2Mしかありません。
最低限の日当りを確保するにも最低でも6Mの空間が欲しいわけですので、このあたりの設計を誤ると、どれだけ間取りや体裁を考えたところで、とてもまずい家になってしまいます。


そう、家は何をさておいても車の駐車を始めとする配置が鍵を握るわけですね。


そんなことは常識じゃん!
と思われるお客様が多いと思いますが、あなたの家は誰が設計していますか?
どのような実力の持ち主が御存じですか?
どの学校を出て、どこで学んで、どんな資格をお持ちでしょうか?


昨今のIT技術の進化により、綺麗なプレゼン図面なんて素人でも簡単に描くことができます。


無料ソフトでもけっこう使えます。→せっけい倶楽部


正直、敷地にパンパンに建てられた家を見ると、「やられたな」と私は感じます。


会社にとって優秀な住宅営業は、お客様になるべく沢山の借入をさせて、できるだけ利益が出るなるべく大きな家を建てさせることができる営業でしょう。


部屋がいくつ欲しい、部屋の大きさはどれだけ…
などとお客様に要望され、それをそのまま絵に書くことがプロの設計の技とは思う事ができません。
お客様の要望を最新のCADソフトでパズルのようにまとめただけの家はいただけないことが多いですね。


最近あるお客様は、2Fリビングの家を検討しているとメールをいただきましたが、私は「どういった目的のために?」という観点にこだわります。
何度かメールをやり取りしていると、2Fリビングは目的ではなく、ある目的を達成したいがためにお客様が単純に考えた手法だったことに気づいてくださいました。


聡明なお客様は、最終的には「アトリエ建築家に任せた方がよさそう…」という結論にたどり着いたようです。


要は、「餅は餅屋」です。


昔から言われているように、何事においても、それぞれの専門家にまかせるのが一番良いということで、上手とは言え素人では専門家にかなわないことでしょう。


このことは建築現場でもよくあることで、大工さん、建具屋さん、家具屋さん。
どの職種も同じようにノコギリやカンナを使うわけですが、誰がうまい、誰が下手ではなく、その道の専門家には叶わないとよく聞くのです。


建具やさんは、襖1枚を右にいっぱいに開いても、左にいっぱいに開いても、不自然さがないように隙間を微妙に調整していきます。
しかも、木の反りや曲がりなどの特性を読んだ上での仕事です。


建築って半分素人の設計士が描けるほど簡単なものではないのです。




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