お家のことを勉強するブログ

アール津からのお便り

アトリエ建築家のデザイン

アトリエ建築家が手がける家は、施主様の住まいであると同時に自分にとっては作品。
それだけの思い入れがこもっています。
とはいえ、建築家のすべてが常時奇抜なデザインの家だけを手がけているわけではありません。


たとえば、お母さんが
「キッチンで料理をしながらリビングの様子を一望できて、2階の子ども部屋にも声をかけやすい家」
を建てたい、と考えたとします。


建築家ならこれを、既存の枠組みのなかでできることを同じような要望に応えた前例とは異なった視点、考え方から実現しようとしてくれるはず。
その結果、同じ材料、同じ予算で建てた家であっても、設計士ではなく建築家が手がけるだけでまったくクオリィティの異なる住宅になるのです。


どのような家を建てることが家族にとっての幸福や豊かさにつながるのか、といった根本のプランニング力の差がそこに現れます。
せっかく一生に一度の家を建てるなら、建築家にデザインとプランニングを頼みたいと思うのは当然のことでしょう。