建築基準法で定められた耐力壁の強さを表した数値で、耐力壁の仕様によって数値は異なり、壁倍率5が上限値です。
【壁倍率】
1.木摺りを片面に設けた軸組 0.5倍
2.木摺りを両面に設けた軸組 1.0倍
3.15mm×90mm以上の筋かい 1.0倍
4.30mm×90mm以上の筋かい 1.5倍
5.45mm×90mm以上の筋かい 2.0倍
6.90mm×90mm以上の筋かい 3.0倍
7.3〜5のタスキ掛け 各壁倍率×２
8.6のタスキ掛け 5.0倍
筋かいとは、
壁に斜めに入れる斜材で、水平力に抵抗するための部材で、筋かいを入れる事で耐力壁となります。
壁倍率の値が大きい程、しっかりした壁で耐震性能は増しますが、それだけ接合部に耐力の大きい構造金物が必要となります。
在来工法の一般的なレベルの住宅の場合、4.の1.5倍もしくは筋交いをＷにたすき掛けした3倍になると思います。
ではＲの壁ですが、Ｒ＋パネルを使いますので
建築基準法上の木造住宅最高とされる「壁倍率５倍」の国土交通大臣認定を受けていますので、ご安心ください。
実際の施工時の標準仕様壁倍率は、２.５倍となります。
これだけ地震が騒がれると心配になりますよね？
